熱血実況のノドも限界!Mリーグ史上初のW役満、イーシャンテンでも放送席・視聴者が大興奮

引用元:AbemaTIMES
熱血実況のノドも限界!Mリーグ史上初のW役満、イーシャンテンでも放送席・視聴者が大興奮

 Mリーグ史上初となる「ダブル役満」達成か!? セミファイナル中盤戦となったMリーグ2019 朝日新聞セミファイナル・3月21日の2回戦。渋谷ABEMAS・白鳥翔(連盟)に新たな伝説にもなりうる字一色・小四喜のダブル役満、6万4000点の大チャンスが訪れ、熱血実況でおなじみの日吉辰哉(連盟)の絶叫がこだました。

【映像】史上初、W役満のチャンス!

 対局者は起家からTEAM雷電・萩原聖人(連盟)、U-NEXT Pirates・小林剛(麻将連合)、KADOKAWAサクラナイツ・内川幸太郎(連盟)、白鳥。

 南3局、箱下ラス目だった白鳥は、南が暗刻、北と中がトイツで西が1枚ある配牌をもらった。内川が第1打で切った北をポンした白鳥は、2巡目に西をトイツにした直後、萩原が2巡目に切った西もポン。そして3巡目に東をツモってきて、字一色・小四喜のダブル役満イーシャンテンにこぎつけた。

 この時点では、東は山に3枚、中は2枚残っていたため、日吉も「来た、来た、来た~! 伝説だぞ、こんなのアガったら」と大興奮。ツモる度に「いったか、いったのか!?」と絶叫し、解説だった日本プロ麻雀連盟の先輩でもあるEX風林火山・二階堂亜樹(連盟)から「落ち着け」と言われるほどテンションMAXとなり、視聴者コメント欄も大騒ぎになった。

 6巡目に西をツモってきた白鳥は、ツモ番を増やすべく加カンしたがテンパイはせず。13巡目、白鳥が小林のタンヤオ・七対子の当たり牌をつかみ、放銃する形で終わった。

 ダブル役満の夢がついえた瞬間「さよなら白鳥、君の伝説はまたいつか!」と日吉もクールダウンしたが「私のノドがもうもたない」とノドを酷使してしまったことを吐露すると、二階堂から「ここから白鳥さんの大連荘が始まるかもしれないから、温存しておかないと」と励まされた。 Mリーグで採用されている役満は全12種類。純粋な役満の複合が認められている。ダブル役満なら親9万6000点、子6万4000点だ。

 今シーズンはすでに役満達成回数7回と、昨シーズンの3回から倍増。レギュラーシーズン12月12日の第1試合で四暗刻を単騎待ちでアガった白鳥をはじめ、実力に加えて絶対的な運量の持ち主が集っているため、ダブル役満やトリプル役満といった天文学的なアガリ役がいつ達成されても不思議ではない。「またいつか!」はもうすぐかもしれない。【福山純生(雀聖アワー)】

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。