三遊亭楽大が真打ち昇進、円楽「13年間の小言が花開いていくか」

 円楽一門会に所属する落語家で、三遊亭円楽(70)の弟子、三遊亭楽大(39)と三遊亭鳳楽(73)の弟子、三遊亭鳳笑(42)が21日、東京都内で真打ち昇進披露会見を開いた。

 楽大は、円楽の弟子で憧れのタレント、伊集院光(52)が落語家時代に名乗っていた名前での真打ち昇進に「誰が聞いても分かってもらえる噺家になりたい」とキッパリ。会見後に開かれた披露宴では、円楽から「(修業した)13年間の私の小言が花開いていくか。楽大の落語を楽しんでください」と参加者250人の前で叱咤激励され、背筋を伸ばした。

 2月に右足の第5中足骨を骨折した三遊亭小遊三(73)もあいさつ。スムーズに歩行する姿を報道陣に見せ、「医者に言われた通りにしている」と笑った。

 真打ち披露興行は4月1日から15日まで東京・お江戸両国亭で開催。