日本とは雲泥の差! 米人気ドラマ「SWAT」など出演、竹嶋利仁が語る海外俳優事情

引用元:夕刊フジ

 元ジャニーズの赤西仁がアメリカ、中国で活躍し、年収は3億円を超えると「FLASH」が報じた。海外の俳優事情について、11月に初めての日本ロケを行ったアメリカの人気ドラマ「SWAT」の「シーズン3」に出演する俳優、竹嶋利仁(47)が明かす。

 15年前に渡米し、国際的に活躍する竹嶋は「SWAT」のほか、米ケーブル局HBOの人気ドラマ「GRISSE」にレギュラー出演。「『SWAT』ではヤクザの組長の役ですが、リアリズムを重視するハリウッドでは人を威嚇するような演技は好まれない。普通を求められるんです」

 監督と話しあっての役作りは「アメリカの撮影現場は労働環境が守られているので自分のパフォーマンスが最大限に発揮できます」と竹嶋。

 アメリカは俳優の労働組合(ユニオン)が確立しており、俳優はユニオンに属する。竹嶋も2つのユニオンに所属。労災はもちろん労働時間、休憩まで定められ、プロダクションは遵守が義務付けられている。飛行機移動はビジネスクラス以上、宿泊は4つ星以上のホテルが用意される。

 「アメリカではエキストラだけで生活できる報酬を得ている人もいます」といい、1日拘束され、弁当が支給されれば御の字という日本とは雲泥の差だ。「それだけ社会におけるパフォーミングアーツの位置付けが高いということでしょう」

 アマゾンプライムで全世界に配信される「The Forgotten Army」にも、インドの独立の手助けをした日本軍の指揮官役で出演。日本ブラジル合作映画の公開も控えている。