最新作『ジョン・F・ドノヴァンの死と生』も話題、グザヴィエ・ドラン監督の必見作

引用元:ELLE ONLINE
最新作『ジョン・F・ドノヴァンの死と生』も話題、グザヴィエ・ドラン監督の必見作

カナダ人映画監督で俳優としても活躍するイケメン、グザヴィエ・ドランが3月20日で31歳に。それを祝して、10年以上前からその才能を発揮してきている彼がメガホンをとった、観ておきたい作品を厳選してご紹介。豪華俳優たちが集う最新作『ジョン・F・ドノヴァンの死と生』もお見逃しなく。 最新作『ジョン・F・ドノヴァンの死と生』も話題、グザヴィエ・ドラン監督の必見作 Photo : Aflo

『マイ・マザー』(2009)

脚本・主演も務めたドランの監督デビューは、半自伝的作品。カナダ・ケベック州で母と2人で暮らす17歳の少年の、母との愛憎関係を描いて注目を集めた。かつては大好きだった母と最近は衝突ばかりを繰り返し、彼女への憎悪を制御しきれずにいるユベール(ドラン)。絵を描くこととボーイフレンドのアントナン(フランソワ・アルノー)だけが彼の心の拠り所だったが……。第62回カンヌ国際映画祭で、若者の視点賞などを受賞。 最新作『ジョン・F・ドノヴァンの死と生』も話題、グザヴィエ・ドラン監督の必見作 Photo : Aflo

『わたしはロランス』(2012)

カナダ・モントリオールの田舎町に住む教師ロランス(メルヴィル・プポー)は、30歳の誕生日に、ガールフレンドのフレッド(スザンヌ・クレマン)に「女になりたい」と告白。最初は彼を激しく非難するフレッドだったが、やがて彼女はロランスの最大の理解者として共に生きていこうと決心する。しかし、その道のりは決して平坦ではなかった。映像美に酔いしれる人が続出した作品。 最新作『ジョン・F・ドノヴァンの死と生』も話題、グザヴィエ・ドラン監督の必見作 Photo : Aflo

『たかが世界の終わり』(2016)

第69回カンヌ国際映画祭でグランプリを獲得した本作には、マリオン・コティヤール、ヴァンサン・カッセル、レア・セドゥ、ギャスパー・ウリエルら仏映画界を代表する豪華キャストが集結。自分の死期が近いことを伝えるため、12年ぶりに帰郷した劇作家ルイ(ギャスパー)だったが、家族とのぎくしゃくした時間を過ごすうち、告白するタイミングを失ってしまい……。 最新作『ジョン・F・ドノヴァンの死と生』も話題、グザヴィエ・ドラン監督の必見作 (C) 2018 The Death and Life of John F. Donovan Inc., UK Donovan LTD.

『ジョン・F・ドノヴァンの死と生』(2019)

現在絶賛公開中のドラン最新作は、彼が幼い頃に憧れていたレオナルド・ディカプリオに手紙を送ったという自身の経験から生まれたストーリー。2006年のNY、大人気俳優ジョン・F・ドノヴァン(キット・ハリントン)が29歳でこの世を去る。その死の真相についての鍵を握っていたのは、ルパート(ジェイコブ・トレンブレイ)という11歳の少年だった。ナタリー・ポートマン、スーザン・サランドン、キャシー・ベイツら超豪華共演陣の演技を堪能して。