桂宗助が師匠・米朝さんの俳号、八十八を襲名へ

 落語家、桂宗助(56)が20日、大阪市内で会見し、人間国宝の師匠、桂米朝さんの俳号、桂八十八(かつら・やそはち)を来年夏に襲名すると発表した。

 この日、サンケイホールブリーゼ(大阪市北区)で開催予定だった「米朝まつり」の口上で発表するはずが、新型コロナウイルスの余波で公演中止に。米朝さんの長男、桂米團治(61)は「8月に『米朝まつり』ができたら、お客さんの前で発表できれば」と話した。

 米朝さんの最後の内弟子である宗助は「誠にプレッシャー。正直、俳句もやったことがないし、これから始めようかな」と苦笑い。米團治は「芸人は名前が変わることで新しいエネルギーに押される」と期待した。