深刻なケースも。子どもと確執を抱えていたセレブたち

引用元:ELLE ONLINE
深刻なケースも。子どもと確執を抱えていたセレブたち

どんなに仲が良さそうな親子でも諍いの1つや2つは日常茶飯事。だけど、セレブの中には子どもとの確執が深刻化して、何年にも渡って不仲が続いてしまった例も。ジェニファー・アニストンと母ナンシー・ロウのように最後まで関係が修復しなかった親子をはじめ、メディアを賑わせたセレブ親子の軋轢を紹介。 深刻なケースも。子どもと確執を抱えていたセレブたち photo : Getty Images

ナンシー・ダウ & ジェニファー・アニストン

母親のナンシー・ダウと長く確執を抱えていた女優のジェニファー・アニストン。母親のナンシーは、1965年に俳優のジョン・アニストンと結婚。ジェニファーを授かったのち、彼女が9歳のときに離婚した。

ジェニファーによると元モデルで俳優として活動していたナンシーは、ジェニファーが幼い頃から彼女の容姿などについて批判的だったという。さらには2009年にジェニファーとの関係を綴った暴露本の出版で、母娘の関係は最悪に。2015年の米『ハリウッド・リポーター』誌のインタビューではジェニファーの母親に対する冷ややかな言葉が並ぶ。

「彼女は批判的だった。私に対してとっても。彼女はモデルだったし、ゴージャスで美しかった。でも私はそうじゃなかった。一度もね。今でも自分のことを美しいとか思ったことはないけど、それでいいと思ってる。それから、彼女はすごく根に持つタイプ。私が些細なことだと思っていても、彼女はずっと根に持っていたわ」

同インタビュー内で、現在の関係について「大丈夫」と語っていたが、2016年5月にナンシーが79歳で他界するまでの5年間は2人は完全に絶縁状態だったと言われている。」 深刻なケースも。子どもと確執を抱えていたセレブたち photo : Aflo

ビル・ハドソン & オリヴァー・ハドソン、ケイト・ハドソン

ケイト・ハドソンと兄のオリヴァー・ハドソンは、ゴールディ・ホーンが2番目の夫でイタリア系歌手のビル・ハドソンとの間にもうけた子どもだ。ゴールディとビルは2人が幼い頃に離婚しており、その後は母親の新たなパートナーとなった俳優カート・ラッセルが彼らの父親代わりを務めた。

疎遠な父と子どもたちだったが、2015年の父の日にオリヴァーが辛辣なメッセージをインスタグラムに投稿してからは、メディアを巻き込んだ騒ぎに発展。オリヴァーはビルと子ども時代の自分たちの写真に「見捨てた日おめでとう……」と書き込み。これを見たビルが、「これからはオリヴァーとケイトのことは自分の子どもだとは思わないようにする。ハドソンの名前も使ってもらいたくない。彼らはもはや私の人生の一部じゃない」とメディアに向けて怒りをぶちまけたのだ。

実父との関係について殆ど発言のなかったケイトもこのときばかりは「私の父親は(育ての親である)カートだけ」と苦言を呈している。