俳優・市原隼人 料理が上手な女性は「倍かわいく見える」

引用元:TOKYO FM+
俳優・市原隼人 料理が上手な女性は「倍かわいく見える」

大久保佳代子がパーソナリティをつとめ、ゲストと一緒にリスナーのお悩みに寄り添い、癒しの時間をお届けするTOKYO FMの番組「KOSE Healing Blue」。3月8日(日)の放送は、俳優の市原隼人さんが登場。リスナーの恋愛相談に応えました。<リスナーからの相談>
私は、料理は大好きなんですけど、どうしても苦手なのが、魚料理。生魚は、目があると怖くてさばけず、いつも切り身を買ってしまいます。今、付き合っている彼は、魚料理が好きで、サンマなどの焼き魚を美しく食べる姿にホレましたが、私が彼の好物を作れずに、自分にフラストレーションがたまります。魚料理がおいしいお店に食べに行けばいいのですが、手作りの魚料理でもてなしたい気持ちも捨てきれず。頑張って克服すべきか……。どう思いますか?(ラジオネーム:ブリ美さん)大久保:魚料理はちょっと難易度高いですよね.

市原:魚、怖いですよね。僕も怖いですもん。鱗とか普段触らないし、あの(独特な)感触じゃないですか。

大久保:今、スーパーに行ったらもうさばいてあるものもあるし、「ちょっとさばいてください」って言ったら魚屋さんがさばいてくれるところもありますし。克服しなくていいんじゃないかな、と……私、なんちゅう甘い人間(笑)。

市原:克服しなくていいと思いますね。そんなコンプレックスも好きになっていただける方と、一緒になっていただきたいですね。

大久保:「怖い! やだ、目が合った」って言う女でもいいですか?

市原:愛があれば(笑)。

大久保:愛があれば許していただけます? 女の人が料理が思いのほか上手だったりすると、ちょっと胃袋をよく持っていかれるって言いますけど、それは男の真実?

市原:本当だと思います。嬉しいですね。

大久保:やっぱりそうなんだ!

市原:倍かわいく見えます。

大久保:倍かわいく見える?

市原:はい。

大久保:それはやっぱり(料理が)おいしいに越したことはない? まずくても頑張ってればいいですか?

市原:努力してる姿がいいなって。自分のために一生懸命作ってくれて、苦手だけど一生懸命やってくれてるっていう背中を見せていただけるとすごくうれしいです。

大久保:なるほど。じゃあやっぱり料理を作ってるところは見せた方がいいですね。

市原:僕も生きている魚をシメたりとかイチからやるんですけど、本当に怖いと思うんです。でも(仕事で)いろいろと海外に行く機会があって気づくのは、「いただきますごちそうさま」っていうのは日本独特の文化なんですね。海外にはないんです。いただきますっていうのは命をいただきますっていう言葉を大切にしたり、ごちそうさまっていうのはいろんな食材を走って集めてきて、一生懸命料理した方に対してごちそうさま。言葉もやっぱり大切にしてこそいただきますっていう。それを魚にも向けてあげたら、魚もよろこぶんじゃないかと。

大久保:わかります。私、釣りのロケに最近行って、カワハギが釣れたんですよ。で、カワハギが釣れて持ったときに、「あ、命をいただいているな」って思いましたもん。

市原;そうなんですよね。

大久保:「あ、生きてるものをこれから本当に、いただきますの気持ちでいただかないといけないな」ってちょっと思ったんで、それはすごくわかります。ブリ美さんの相談からまたちょっと壮大になりましたけど(笑)。ブリ美さん、参考にしていただければと思います。

(TOKYO FMの番組「KOSE Healing Blue」3月8日(日)放送より)