東出昌大“緊急生謝罪”の裏に…長澤まさみの「重い一言」

東出昌大“緊急生謝罪”の裏に…長澤まさみの「重い一言」

 俳優・東出昌大(32)が3月17日に都内で行った“謝罪会見”。映画「三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実」のトークイベントに出席した後の“緊急囲み取材”で、女優・唐田えりか(22)との不倫や、妻・杏(33)との別居騒動を初めて生謝罪したのだが、背景には「ある事情」があったようだ。

「イベントは新型コロナウイルスの影響で無観客で行われましたが、1月22日に一部で不倫&別居が報じられて以降、東出にとって初の公の場。当初予定になかった“囲み会見”が急きょ始まったのです」(スポーツ紙芸能デスク)

 東出は神妙な表情で唐田と「別れた」と表明。ここ数日の間に杏と話し合ったとし、「最も謝罪しなければならないのは妻」と発言したが、離婚の可能性は明言を避けた。

「ダブル主演した1月期のテレビ朝日系連ドラ『ケイジとケンジ』が3月10日にクランクアップしたため、このタイミングで出てきた形。しかし“囲み取材”を当日急きょ設定したのには、別の理由もある。ずばり、長澤まさみの“重い一言”が、東出にケジメの公開謝罪を決断させたとみられています」(芸能ライター・吉崎まもる氏)

 東出は、長澤主演で、自身も重要な役で出演する映画「コンフィデンスマンJP プリンセス編」の公開を5月1日に控えてもいる。同シリーズは長澤演じる女詐欺師が東出らとチームを組み、逆に悪人らから大金をだましとっていく内容。

 18年4月期にフジテレビ系連ドラで放送され、19年5月公開の映画版第1弾は興収30億円超の大ヒットを記録した。「プリンセス編」は第2弾だが、東出の不倫騒動でシリーズ存続危機がささやかれて始めていた。

「ドル箱の同シリーズは第3弾も内定し、今秋から海外ロケ予定でした。しかし東出の不倫騒動で、存続が危ぶまれていた。重要な役の東出抜きで作品が成立しないためですが、同作品で『第62回ブルーリボン賞』主演女優賞に輝いた長澤が2月18日の授賞式で、“この作品が大好きなので、まだまだ『コンフィデンスマン』の世界が続いたらいいのになと思う”と、シリーズ愛と強い継続意思を真剣に表明したのです。打ち切りを強く拒否したもので、東出もこれで“長澤さんに迷惑をかけられない。出続けよう”と決めたようです。長澤発言が今回、自身の口でケジメの謝罪をする“緊急囲み取材”の開催につながったと考えられます」(前出の吉崎まもる氏)

 東出が今回の囲み取材で、とりあえずメディアの“ガス抜き”をしたことで、4月以降に見込まれる「プリンセス編」の宣伝イベントは、「話題を作品に集中させられるようになりました」(映画業界関係者)ともっぱらだ。

「杏との離婚の可能性はくすぶり続けるでしょうが、いったん騒動はひと段落。東出も、あとは大失敗を挽回するため、背水の陣で第3弾の演技をするだけ」(前出のスポーツ紙芸能デスク)

 長澤は今年、デビュー20周年の節目。東出は長澤まで泣かせないよう、演技で反省を示せるか。