男性3人組ボーカルユニット・ベリーグッドマンが19日、新曲「＃みんなと作った卒業ソング」を発表した。
ベリーグッドマンといえばパワーソング(応援歌)。新型コロナウイルス感染拡大防止で多くの学校が休校し、卒業式も中止になっている中、楽しみにしていた学生や保護者に対し「自分たちでも何かできる事がないか？」と考え、新たな卒業ソングを制作した。
学生らの大切な思い出を一緒に形にして残せたらと、「＃ベリグと作る卒業ソング」というハッシュタグを立ち上げ、曲に入れたい歌詞やフレーズ、学校生活のエピソード、思い出の写真の投稿を3月9日午後10時から受付開始。締切の3月11日午後11時時59分までの3日間に、2272通の投稿が寄せられた。
3人はこの投稿の中から、エピソードやフレーズをピックアップして歌詞を書き、3月14日からスタジオに入ってレコーディングをスタート。16日にはミックス作業を終了させ、投稿受付開始から“8日間”で新曲を完成させた。リリック・ビデオの編集では、送られたメモリアル・フォト1369枚の中から編集し、投稿した人たちの思いの詰まった作品に仕上げた。
2272通の投稿をもとに出来上がった新曲について、メンバーのHiDEXは「投稿されたツイッターを見ながら、泣きそうになりながら書きました」、MOCAは「僕のバースは、ほぼ純度100％で頂いた言葉を使いました」と歌詞への思いを語った。
Roverは「みんなが送ってくれた歌詞やメッセージ、写真からにじみ出る思いを書かせて頂きました」と投稿した方へ感謝を語り「この曲を聴いて皆さん、新しいスタートを切ってほしいと思ってます！」と呼びかけた。
ベリーグッドマンの新曲は4月上旬に配信が予定されている。また5月9日より、彼らがまだ訪れたことのない県にて開催するツアー『ベリーグッドマンへの道ツアー2020 ～行ってま編～」をスタートさせる。各公演のチケットは3月28日から一般発売される。
ベリーグッドマン、学生らの思い乗せた卒業ソング発表 新型コロナで式典中止受け制作決意
引用元：オリコン
