「バジュランギおじさん」サルマーン・カーン主演作公開、貧乏役者と王子の2役演じる

引用元:映画ナタリー

「バジュランギおじさんと、小さな迷子」のサルマーン・カーン主演作「プレーム兄貴、王になる」が、2月21日より公開される。

年間製作本数2000本に上る中、社会問題を描くドラマや、CG・アクションを重視する作品が増えているインド映画界。本作は絢爛豪華な歌とダンスや喜怒哀楽のドラマを注ぎ込み、“古きよきボリウッド映画の再来”として2015年のインド国内興行収入3位を記録した。

カーンは面倒見がよく周囲から“兄貴”と慕われる下町の貧乏役者・プレームと、プリータムプル王国のヴィジャイ王子の2役に扮し、プレームが王子の替え玉となって王家の確執を解いていくさまを熱演した。そのほか「パッドマン 5億人の女性を救った男」のソーナム・カプール、「ホテル・ムンバイ」のアヌパム・ケールらが出演。イギリスの古典名作小説「ゼンダ城の虜」をベースに、総製作費18億円、1000日以上の準備期間を掛けて荘厳な宮殿や鏡の城のセットが組まれ、5000人のエキストラを動員し15カ月間200日におよぶ撮影が行われた。

「プレーム兄貴、王になる」は東京・新宿ピカデリーほか全国で順次ロードショー。

(c)Rajshri Productions (c)Fox Star Studios