元巨人戦士・キムタクさんの長男もコーキ…亀梨和也が広島の地で対面

引用元:スポーツ報知
元巨人戦士・キムタクさんの長男もコーキ…亀梨和也が広島の地で対面

 KAT-TUNの亀梨和也(34)が18日、日テレ系「衝撃のアノ人に会ってみた!」(後7時)に出演。日本ハム、広島、巨人の内野手として全力プレーを見せ、巨人の内野守備走塁コーチだった2010年4月7日に37歳の若さで死去した木村拓也さんの長男・恒希さん(20)らと対面し、父との思い出を聞いた。

 木村さんは1972年4月15日、宮崎県田野町(現宮崎市)生まれ。宮崎南高から90年ドラフト外で日本ハム入団し、92年にプロ初安打をマークすると、95年に広島、06年途中に巨人へ移籍。04年にはアテネ五輪日本代表で銅メダル獲得するなど、投手以外の全ポジションをこなすユーティリティープレーヤーとして、プロ19年間で1523試合に出場。熱血プレーと温かい人柄で、チームメートやファンに愛された。

 番組では野球に取り組んでいた恒希さんが亡き父の言葉「やると決めたら、最後までやり抜け」を胸にプレッシャーの中で奮闘を続けたことを紹介。高校1年の秋、右膝の負傷に苦しみながらも、必死のリハビリで最後の夏、レギュラーを勝ち取ったことに触れ「僕自身、この言葉に助けられることも多くて…」という恒希さんの思いが打ち明けられた。

 さらに、亀梨と恒希さんは木村コーチが最後まで魂を燃やしたマツダスタジアムを訪問。恒希さんは「父が倒れて、ここに来るのは10年ぶりです。父がいた場所なんで、僕も同じ立場で…選手としてここに立ちたかったと思いますね」と本音を吐露した。

 恒希さんは現在、大学で建築学を勉強中だが、「父を忘れたくない」という思いから、野球に携わる仕事に就くことを視野に入れている。そんな20歳に巨人・原辰徳監督がVTRでメッセージを披露。「大きな夢を持って前に進んでいると聞いています。拓也も喜んで天国から見守っていると思います」と語ると、恒希さんは感激の面持ちで「ビックリしました」とコメントしていた。 報知新聞社