りんごちゃんが物まね披露も…しんちゃんダメ出し「次いこうか」

りんごちゃんが物まね披露も…しんちゃんダメ出し「次いこうか」

 俳優、山田裕貴(29)、ものまねタレント、りんごちゃん(年齢非公表)が18日、東京・西早稲田のアバコスタジオで行われた「映画クレヨンしんちゃん 激突!ラクガキングダムとほぼ四人の勇者」(4月24日公開)のアフレコイベントに参加した。

 国民的人気アニメ「クレヨンしんちゃん」の劇場版シリーズ28作目。自由なラクガキをエネルギーに空に浮かぶ王国「ラクガキングダム」がエネルギー不足で滅亡の危機に。王国軍は、ラクガキのために春日部に進撃するが、その前に“ちょ~お気楽5歳児”野原しんのすけが立ちはだかる。

 山田はラクガキングダムの防衛大臣役を、りんごちゃんは、子供たちにラクガキを強要する指導官のリンゴ、イチゴ、メロンの3役を演じる。幼少期にお尻を出してしんちゃんの物まねをしていたというアニメ声優初挑戦の山田は、「子供の頃からみていた『クレヨンしんちゃん』の世界に自分が入れるのは不思議な感覚。アニメ、声優が好き。リスペクトしている仕事。参加させてもらい、声優としてアニメ愛、声優さんへの愛を届けたいと思った」と熱弁。自身のアフレコを振り返り、「楽しかった。今日を含め、すべてを出し切りました」と納得の表情を浮かべた。

 りんごちゃんは「一人で三役やらせていただきました。私も幼少期の頃から一緒に身近にいた『クレヨンしんちゃん』の中に自分が入れるのは信じられない」と心境を吐露。山田同様初のアフレコ挑戦となったが、本番でも“十八番”の物まねも披露し、会場の笑いを誘った。

 「出来上がったものをみて『命を吹き込む』というけど、自分の声だけど、キャラクターに命を吹き込んだという実感が湧いて、とにかく楽しかった」と自身の仕事ぶりに太鼓判を押したりんごちゃん。最後にしんちゃんから「新作の物まねを!」とむちゃ振りされ、「おら、しんのすけだぞ」と即興してみせたが、しんちゃんは「次いこうか」と反応はいまいち。「もっと練習します」と反省した。