世界は不思議で美しい、14歳の少女の日々を切り取った「はちどり」予告公開

引用元:映画ナタリー
世界は不思議で美しい、14歳の少女の日々を切り取った「はちどり」予告公開

1990年代の韓国を舞台に、14歳の少女ウニの揺れ動く思いを描く「はちどり」の予告編がYouTubeで公開された。

【動画】「はちどり」予告編(メディアギャラリー他9件)

予告編はウニが通う漢文塾の教師である女性、ヨンジの「知っている人の中で、本心まで知ってるのは何人?」という問いかけから始まる。家にも学校に居場所がなく、孤独な思いを抱えて過ごしていたウニ。あるときノートに落書きをしていた彼女は、ヨンジが「私もマンガが好き」と話しかけてくれたことをきっかけに、自分の胸の内を少しずつ明かすようになる。「世界は不思議で美しい」と静かに語りかけるヨンジに対し、「先生、私の人生もいつか輝くでしょうか」とウニが尋ねて予告編は締めくくられる。

ベルリン国際映画祭をはじめ、世界各国で50を超える賞を受賞している本作。パク・ジフ、キム・セビョク、イ・スンヨン、チョン・インギが出演し、監督のキム・ボラは本作で長編デビューを果たした。

「はちどり」は4月25日より東京・ユーロスペースほか全国で順次公開。

(c)2018 EPIPHANY FILMS. All Rights Reserved.