田中みな実、“あゆ”いじめ役で新境地「こんな意地悪な役は初めて」

田中みな実、“あゆ”いじめ役で新境地「こんな意地悪な役は初めて」

 フリーアナウンサー、田中みな実(33)が4月18日スタートのテレビ朝日系「M 愛すべき人がいて」(土曜後11・15)で、本格的な悪女役に初挑戦することが17日、分かった。歌手、浜崎あゆみ(41)をイメージしたヒロインをゴキブリと呼んだり、「泥棒の手をしている」といじめ抜く役どころで「こんなに意地悪な役は初めて…」と、どっぷりハマっている。

 下着やハミ乳の初写真集がヒット中の田中。女優としても注目される中、謎の眼帯をした底意地の悪い美女を演じる。

 ドラマは浜崎の同名自伝的小説が原作。ヒロインのアユを新人歌手、安斉かれん(20)、浜崎が過去に交際した育ての親の松浦勝人エイベックス会長(55)をイメージした音楽プロデューサー、マサを三浦翔平(31)がW主演で演じる話題作だ。

 関係者によると、田中は原作にはないマサの秘書、姫野礼香(れいか)役で、既婚者のマサが離婚するのを長年待ち望んでいる設定。ストーカー並みの執着心で愛するあまり、マサに肩入れされるアユが許せず狂気じみた嫌がらせを繰り返す。

 劇中では、礼香にふんした田中が、アユを念頭に「見えるな~。黒い未来が」「彼女、しぶといですよ、ゴキブリみたいに」と毒舌全開。さらにアユの手を取り、「人を不幸にする手ね。泥棒の手をしている」などと責めるシーンが満載だ。

 田中は「マサを愛する所有欲が増幅し、思わぬ行動に出る礼香の奇行に注目していただければ。秘書という立場や権力を振りかざし、あらゆる姑息な手段でアユの足を引っ張ります」とノリノリ。「こんな意地悪な役は初めてですが、新たな自分を発見できたら面白いな」と新境地開拓に意欲をみせた。

 普段の小悪魔キャラ転じて、意地悪丸出しの熱演に視聴者はくぎ付けになりそうだ。