「ハーレイ・クインの華麗なる覚醒」森川智之が「ジョン・ウィック」との共通点語る

引用元:映画ナタリー
「ハーレイ・クインの華麗なる覚醒」森川智之が「ジョン・ウィック」との共通点語る

「ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY」の公開直前スペシャルコラボイベントが、本日3月17日に東京・トイサピエンスで開催され、森川智之、LiLiCo、杉山すぴ豊が登壇した。

【写真】左から杉山すぴ豊、森川智之、LiLiCo。(メディアギャラリー他19件)

ジョーカーの元恋人ハーレイ・クインが、謎のダイヤを盗んだ少女を守るため、残忍なローマン・シオニス / ブラックマスクとバトルを展開するさまを描く本作。マーゴット・ロビーがハーレイに扮し、キャシー・ヤンが監督を務めた。森川は日本語吹替版にて、ユアン・マクレガー扮するブラックマスクに声を当てている。

森川は初めに、「スーサイド・スクワッド」に引き続きハーレイ役を担当する吹替声優で、現在ドイツにいるという東條加那子のメッセージを代読。「キュートでクレイジーなハーレイをもう一度演じられてうれしいです。しかも主役だなんて光栄です! 演じていてとても楽しいので、アドレナリン出まくり、瞳孔も全開で収録しました」というコメントを聞き、LiLiCoは「(ハーレイの)声やりたーい」と言って笑いを起こした。

「スター・ウォーズ」シリーズのオビ=ワン・ケノービ役をはじめ、これまで何度もマクレガーに声を当ててきた森川は、ブラックマスク役の演技に関して「ユアンって正統派の俳優さんで、これまで正義感のあるお芝居や役柄が多いイメージでした。今回はちょっと振り切れてますよね。ヤバいくらい悪に徹している。楽しんで撮影したんじゃないかなって、スクリーンから伝わってきました」と話す。しかし自身の吹替については「僕まで遊びを入れちゃうと、全然違うことになるので(笑)。(マクレガーの)遊びに忠実に演じました」と振り返った。

アメコミに造詣の深い杉山は、「スーサイド・スクワッド」と本作のハーレイを比較し「前回はヒロイン。男目線では、かわいいなと思って観ていました。でも今回の映画ではハーレイがヒーローなんです。男から観てもかっこいいと思う」と解説。劇中にはハーレイが戦いのため洋服を着替えるシーンや、ユニークな武器で戦闘に挑む場面があることから、LiLiCoは「彼女にとって戦いは恋愛なのよ。デートに行くときも、何を着ていくか、何を持っていくか選ぶじゃないですか。気持ちはわかりますよね」と共感を示した。

また本作のアクションシーンには、「ジョン・ウィック」の監督チャド・スタエルスキが携わっている。「ジョン・ウィック」で主人公の吹替も担当している森川は「どうもジョン・ウィックです」と改めて挨拶して笑いを起こし、「『ジョン・ウィック』では銃でのアクション以外に、そのへんにあるものを使って戦うことも多いんです。『ハーレイ・クイン』も、そのアイデアがふんだんにちりばめられているところが似ている」とアクションのポイントを語った。

最後の挨拶では、森川が再び東條のコメントを読み上げる。「頭を空っぽにしても楽しめて、現代の時代背景などを考えながら観ても感慨深く、アクション映画としても最高な、噛んでも噛んでも味のある映画だと思います。ぜひ、一段と魅力的になったハーレイと会ってみてください」という東條の完璧なまとめを聞き、LiLiCoは「今ので(終わりで)いいじゃないですか!」と感嘆。そして森川は「ブラックマスクにも会いに来てください。楽しんで観られる悪VS悪の映画です」と付け加えた。

「ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY」は、3月20日より全国ロードショー。なおトイサピエンスでは、明日3月18日から5月10日まで、本作の公開を記念した展示「DC ALL STAR」が開催となる。同イベントでは、「スーサイド・スクワッド」と「ハーレイ・クインの華麗なる覚醒」のハーレイの衣装と、「ジョーカー」でホアキン・フェニックスが着用した衣装が展示される。

DC ALL STARS2020年3月18日(水)~5月10日(日)東京都 トイサピエンス
11:00~19:00
※最終入場18:30
入場料:無料

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