元NGT48 菅原りこインタビュー 三谷幸喜舞台に「私が見せない部分を出していきたい」

引用元:ENCOUNT

 元NGT48の菅原りこ(19)が女優として本格始動する。三谷幸喜作の舞台「罪のない嘘~毎日がエイプリルフール~」(来年1月9日開幕、ヒューリックホール東京)で、主人公・鏑木研四郎(佐藤B作)の娘・鏑木ちなみ役を演じる。5月にNGT48を卒業した菅原は新たな一面を見せようと意欲満々だ。インタビューで胸中に迫った。

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――舞台は2回目です。前回は2018年5月にAKB48グループとして行った劇団れなっちの「ロミオ&ジュリエット」でしたけど、どうでしたか?

「まだNGT48にいた頃の舞台で、初めての舞台でした。踊って歌うのとは全く違う緊張感で、お客さんの前で演技をするというのも初めてだったので、楽しさもあったんですけど、その中に緊張がすごくあって、セリフを間違えないようにというのがありました。その時、グループのコンサートの時期と重なっていて、2つ掛け持ちという感じでお稽古をしたり、ダンスとかレッスンをやったりで、頭がぐちゃぐちゃになったりしたんですけど、乗り越えて舞台は成功しました」

――当時から女優への憧れはありましたか。

「その時からずっとありました。有名人の方(AKBグループの先輩方)をちっちゃい時から画面越しでずっと見てきて、実際お会いした時に『あ、すごい輝かしい世界だな』と思って、私もそこを目指していきたい、舞台に立って演技をしたり、スクリーンの中で演技をしたり、そういう経験をしていきたいと思いました」

――初舞台の感想は?

「AKB48グループのいろんなグループの先輩方と話す機会がすごい増えたり、毎日会うので絆が深まったような感じでとても楽しかったです。舞台では初めてほかのグループの皆さんが集まって、みんなで1つの目標に向かって頑張ろうと進んだので、成功することができたんじゃないかなと思い、それがとても勉強になりました」

――いろんな役者さんに交じって演技するのは今回が初めてです。オファーが来た時の心境を教えてください。

「それは慌てて慌てて……。連絡が来た時に、『舞台が決まったんだ!』と、そこからすごいびっくりして。『どんな舞台なんだろう』と思ったら、コメディーで、コメディーも初めてだからすごい緊張してきて、次に『どなたと共演するんだろう?』と思ってキャストの顔ぶれを見た瞬間に恐怖を覚えてきて『こんなにも素敵な豪華なキャストさんの中に、私がいてもいいのか』と思うくらい、本当に恐怖感で震えてしまって、圧倒されました」