冬ドラマ満足度ランキング、『恋つづ』躍進で1位へ 5週連続首位の『テセウスの船』は2位

引用元:オリコン
冬ドラマ満足度ランキング、『恋つづ』躍進で1位へ 5週連続首位の『テセウスの船』は2位

 放送ごとに大きな話題をさらっている今期プライム帯唯一のラブコメドラマ『恋はつづくよどこまでも』(TBS系)。3月3日に放送された第8話目が、ドラマ視聴者の満足度を調査した「オリコンドラマバリュー」(3月3~9日の放送を対象に集計)で100Pt満点中、99Ptを獲得し、冬ドラマ満足度ランキングで初首位を獲得。5週連続で同ランキングトップに立っていた『テセウスの船』(TBS系)は2位となった。

【表】冬ドラマ「満足度ランキング」TOP10

■王道ラブコメの底力を見せつけた『恋つづ』、初回から着実に満足度が上昇

『恋はつづくよどこまでも』の人気が止まらない。円城寺マキの同名漫画(小学館 プチコミックフラワーコミックスα刊)という原作があり、ストーリーがおおむね想像できていながらも、視聴者はポンコツ新米看護師・七瀬を演じる上白石萌音と、超ドS医師・天堂役の佐藤健が織りなす恋愛物語にくぎ付けに。SNSやネット上では、「キュンキュンした」と、毎週のように悶絶、悲鳴の声が上がっていた。

 本作の満足度の推移も、理想的なかたちで上昇していた。2人の出会いと主人公の人物像が描かれた初回は45Ptとまずまずの結果。しかし2話目で、看護師を辞めると落ち込む七瀬に対して天堂が「お前は天童担だろ」と励ます甘いセリフが大きな話題に。満足度は一気に73Ptまで上昇した。

 その後も、キスをしながらの「これは治療だ」とささやくシーンがTwitterで騒然となった4話目で89Pt。出張先で相部屋となり、寝ている七瀬に天堂がキスをした6話では、「発狂しそう」「このシーン絶対みんな死んだ」という絶叫が飛び交い、満足度は一気に95Ptまで上昇した。

 お決まりの展開で見せるラブロマンスのシーンに対して、視聴者は“待ってました”とばかりに楽しんでいたようだ。

 なお、満足度100Pt満点に足りなかった残り1Ptの項目は、「観た(リアルタイム・録画)」と答えた人の割合を示す「視聴量」で、そのほかの「主演」「主演以外」「内容」「話題性」の各20Ptは満点だった。視聴者からは、「久々の王道ラブストーリーで今期一番心をつかまれたドラマ」(40代女性/奈良)、「毎回キュンキュンしながら見てます」(10代女性/北海道)など、幅広い年代からの支持が寄せられている。