TBS系「恋はつづくよどこまでも」 香里奈、山本耕史ら4人の出演決定 

引用元:スポーツ報知

 女優の上白石萌音(21)が主演を務める来年1月期のTBS系「恋はつづくよどこまでも」(火曜・後10時)に、香里奈(35)、毎熊克哉(32)、渡邊圭祐(26)、山本耕史(43)の4人の出演が決まった。

 「プチコミック」で連載された円城寺マキ氏の同名漫画が原作。猪突(ちょとつ)猛進な新米看護師と、容姿端麗、頭脳明晰(めいせき)だが“超ドS”な医師とのラブコメディー。主人公の新米看護師・佐倉七瀬を女優の上白石、七瀬が憧れる医師・天堂浬役を佐藤健(30)が演じる。

 香里奈が演じるのは天堂とただならぬ縁を持つ謎の美女・流子(りゅうこ)。モデルであり、女優としてもドラマや映画などで幅広く活躍する香里奈が今作で演じる流子は、ノリは少々古いが見た目は派手なイイ女。天真爛漫で大のお酒好きな性格で、七瀬と天堂の恋模様大きくかかわる重要な役どころだ。

 香里奈は自身が演じる流子について「お酒が大好きで、明るく誰にでもフランクで頼りがいがある女性です。その一方で彼女なりの悩みやバックグラウンドも抱えていて、弱い部分も持っているような人だと思っています。浬とはとても打ち解け合っていて、浬を取り巻く女性陣の中では一番親密な関係だと思います。七瀬と浬の2人の関係に密接に関わるキーパーソンとなる女性ですが、どんな関係なのか…それはドラマをご覧いただいてのお楽しみです」と語った。また、初共演となる上白石と佐藤について「2人とも年下ですが、すごくしっかりしているので頼りがいがあるなと思っています」と話し、「胸キュンだけではなく、人を好きになることで人間として、そして仕事でも成長していく七瀬を通して、人としての大事な部分、温かい部分を思い出させてくれるようなドラマになると思います。ぜひご家族揃って観ていただけたらうれしいです」とメッセージを送った。

 また、毎熊は天堂と同じ循環器内科の医師・来生晃一(きすぎ・こういち)役、渡邊は七瀬の同期である新人看護師・仁志琉星(にし・りゅうせい)役に決定した。毎熊演じる来生は、天堂と同期だが性格は正反対の“優男”。周囲から「魔王」と恐れられる天堂を唯一いじれる貴重な存在であり、天堂とは強い信頼関係がある。循環器内科で一緒に働く七瀬の純粋さやまっすぐさに触れるうちに、次第に七瀬に想いを寄せるようになるという役どころだ。仁志は患者たちから人気が高いが、看護師でありながら血を見るのが苦手というヘタレキャラでもある。ひょんなことから謎の美女・流子と出会い、瞬く間に恋に落ちる。

 2人にとってTBSの連続ドラマにレギュラー出演するのは今作が初めて。毎熊は今回の出演を「優しさや可愛らしさに溢れたこの作品で来生役を任せていただくことはとてもうれしく、ワクワクしています」と喜び、「毎日ハッピーな気持ちで現場へ行って、仕事も恋も真っ直ぐな彼女と、大切な友人を全力で応援しようと思っています。ちょっとぐらい嫉妬したりするのかもしれないけれど。お楽しみに!」と意気込む。渡邊は初の同局系ドラマ出演に「気合が入るのと同時に、一つの歯車として物語の一端を担わせていただく緊張感もあります」と明かし、「ヘタレでなよなよして、看護師でありながら血が苦手、という情けない新人ナースマンではありますが、作品とともに皆様に愛していただけるキャラクターとなれるよう努力していきたいと思います」と語った。

 そして、日浦総合病院の副院長であり、循環器内科の医師部長・小石川六郎(こいしかわ・ろくろう)役に、シリアスからコメディーまで幅広い役柄を演じ、現代ドラマのみならず、時代劇、舞台、ミュージカルと多方面で活躍、その実力をいかんなく発揮している山本が決定した。小石川は、天堂に「医師の“い・ろ・は”」を教えた先輩医師。いつも陽気で後輩たちの面倒見も良く、抜けているようで、病院内の人間関係をよく把握している良き上司だ。さらに、天堂の悲しい過去にも関わっている重要人物。

 山本は今回の出演について「台本を読んでみて、いろいろな人間関係が一筋縄でいかなそうな気がしています。萌音ちゃん、健くんを想像して台本を読んだので、フレッシュなキャストの中に自分がいることによって、ちょっと別の色がでるようなイメージがしています」と語り、「後半はきっと、物語の中でいろいろな事実が明らかになってくるとは思いますが、小石川はとっても愛されるキャラクターだと思うので、今回の役は意外とあるようでない役なのかなと思っています」と自身の役について振り返った。さらに「こういう時間帯の連続ドラマは、実は割と久しぶり」と明かし、「40歳を過ぎるとちょっとしたスパイス的に登場することも多いけど、こうやって本当にファミリーとしてドラマに参加するのは久しぶりなので、みんなと本当に楽しく撮影できたらいいなと思っています」と意気込みを語った。

報知新聞社