引用元:サンケイスポーツ
5月13日から15日まで大阪・新歌舞伎座でコンサートを行う演歌歌手、水森かおり(46)が大阪市内で取材に応じた。
2月18日に新曲「瀬戸内 小豆島」をリリースしたご当地ソングの女王だが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、キャンペーン活動は自粛や中止を余儀なくされた。
「テレビの生放送も無観客なんて初めての経験。お客さまがいれば、緊張するけど、グッと力が入る。本番なのに、なんか不思議な感じでした」
“お客さまロス”に戸惑いは隠せないが、「こうした取材で近況をメッチャしゃべって、生の言葉を読んでもらい、元気を与えられたらと。お客さまの前に立てない今、より一曲入魂になってます」と笑顔。新歌舞伎座では昨年5月に「いつかやりたい」と夢見ていた初座長公演を行った。
「大阪って、幕が開く前からキャッキャ笑ってるおばちゃんとかがいる感じでにぎやか。毎回それにホッとして、元気もらってます」
3月に入ってコンサートが2本キャンセルになるなど、「お客さまの前で歌う機会が1回もない」状況は続いている。
それだけに「一日も早い収束を望むしかないですね。心から安心して、楽しんでいただけるステージをお見せしたい。5月はうれしくて泣いちゃうかも」と、“涙の再会”を心待ちにしている。