引用元:中日スポーツ
武志(伊藤健太郎)のために検査を受けた喜美子(戸田恵梨香)と八郎(松下洸平)だが、いずれも骨髄移植のドナーにはなれなかった。喜美子は大崎(稲垣吾郎)から、患者の会があると聞き、同じ病気の高校生を持つ母親を会に誘って励まそうとするが、思わぬ結果となる。
真奈(松田るか)ら若者も検査を受け、ちや子(水野美紀)も協力を申し出てくれたが、誰も適合しなかった。武志はあえて真奈と距離を取っていたが、訪ねてきた真奈の忘れ物をきっかけに、陶芸のアイデアを得る。器の中に水が生きている様子を表現するという武志を八郎も励ます。
そして思いがけず、さだ(羽野晶紀)と圭介(溝端淳平)がやってくる。30年ぶりの再会。小児科医の圭介は、医学の進歩にふれ、喜美子を励ます。照子(大島優子)や信作(林遣都)らも手を尽くすが、武志は体のためにアルバイトを辞め、陶芸に専念することに。
直子(桜庭ななみ)のみやげで、若者たちを招いてすっぽん鍋を食べる。武志と真奈の仲をもどかしがる直子。喜美子は穴窯から、できあがった作品を出し、武志は母の自然釉の作品を見つめた。