氷川きよし「悟空に励まされた」初アニソン「ドラゴンボール超」主題歌で野沢雅子に感謝

引用元:TOKYO FM+
氷川きよし「悟空に励まされた」初アニソン「ドラゴンボール超」主題歌で野沢雅子に感謝

声優・野沢雅子がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「野沢の雅子さん」。毎週日曜日の夜に、さまざまな人が野沢を訪ねてやってきます。2月23日(日・祝)の放送は歌手・氷川きよしさんが登場。氷川さんのデビュー時、「ドラゴンボール超」主題歌決定当時の心境を振り返りました。野沢:氷川くんがデビューしたときから大ファン!

氷川:光栄です。

野沢:私、たまたま(氷川くんが初出演したときのテレビ)番組を観ていて。

氷川:そうですか!

野沢:うん。「僕、テレビ(出演が)初めての新人で、出てきたばかりの氷川きよしって言います」って言うから、“そうなんだ、初めてなんだ。どんな歌を歌うんだろう”って思って。歌手でもない私がこんなことを言っちゃいけないんですけど、いろいろ聴いていると、新人だと、どこかで音を外すんですよね。仕方がないと思うんですけど。

氷川:緊張しますしね。

野沢:そう。でも、(氷川くんは)全然外さない。“うわ、この人すごい”と思って。それで大ファンになった。初めて出てきて1本目で。

氷川:ありがとうございます。がむしゃらでしたからね、22歳のとき。チャンスをもらったら、“絶対に掴まないといけない”っていうふうに思って。

野沢:そうでしょうね。役者でも同じですもんね。だから、そうだと思うの。

氷川:緊張の日々でした。ようやく20年経って、楽しめるようになりました。

野沢:楽しみながらできるって、1番いいことなのね。

氷川:ですね。あと、テレビアニメ「ドラゴンボール超(スーパー)」の主題歌「限界突破×サバイバー」を歌わせてもらって、自分が変われたというか。

“もっと自分らしく、自分が好きな音楽を楽しんでやってもいいのかな?”っていうふうに思えるようになって。本当に悟空に励まされて。ここ2、3年ですけど、自分が変われたというか、すごくナチュラルに生きていけるようになりましたね。本当にありがとうございます。本当に悟空のおかげです。

野沢:最初に(主題歌)変わったとき、すごくうれしかったんです。

氷川:本当にありがとうございます。先生とは本当にご縁がありますね。

野沢:だって、私のなかでは(氷川くんに)アニメの歌を歌ってもらえるなんて、あり得ないことだと思っていたから。

氷川:自分も初めてだったので。

野沢:良かった。

氷川:アニソンは、まったくの初めてで。自分も「レコーディングする」って話を聞いて、まさか自分が本当に起用されるとは思っていなくて。で、放送を観たときに、“本当に流れている!”と思って。

野沢:良かったよね。

氷川:本当に良かった。光栄です。

野沢:私、ミキサーさんにまで言っちゃったんですよ。「ちゃんと(音)出してね!」とか言ったら、「大丈夫ですよ。マコさん」って言うから、「失敗したら、私許さないからね!」なんて言っちゃってね(笑)。みんなから「マコさん、すごく力が入っていますね!」なんて言われたんですよ。

氷川:ありがとうございます。

野沢:「そうよ、力が入るのよ。私、氷川くん大好きなんだから!」って言って。歌ってもらえて、本当にうれしかった。

氷川:本当ですか? 今日も呼んでいただいて光栄です。

野沢:いや。もう嬉しい!

氷川:ありがたい。

野沢:チラっと“声をかけてみようかな?”なんて思って。

氷川:(マコさんからのお願いなら)何があっても、這ってでもお邪魔しないといけないですよ!

(TOKYO FM「野沢の雅子さん」2月23日(日・祝)放送より)