岡田健史、時代劇初挑戦 妖怪ファンタジーで本郷奏多と共演

引用元:オリコン
岡田健史、時代劇初挑戦 妖怪ファンタジーで本郷奏多と共演

 俳優の岡田健史が、NHK・BSプレミアムで放送予定のドラマ『大江戸もののけ物語』(7月17日スタート、毎週金曜 後8:00~8:59、連続5回)で主演を務めることが発表された。人情時代劇×妖怪ファンタジー×バディドラマ。時代劇初挑戦の岡田は「戸惑う事もたくさんありましたが、すてきなキャストの方々と、頼もしいスタッフの皆様のおかげで乗り越えることができました」と、報告した。

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 「この物語には妖怪が出てくるのですが、ある意味今までの時代劇にはなかった表現の仕方に挑戦しているので、そこに注目していただけると幸いです。ぜひご覧ください」と呼びかけている。

 岡田が演じるのは、気は弱いが心は優しい旗本の二男坊・新海一馬。剣術も不得手で取り柄のない一馬だが、寺子屋稼業のかたわら、ひそかに妖怪研究に打ち込んでいた。幼いころ蔵に閉じ込められた時、暗闇に潜む「異形の者」が一馬の危機を救い、妖怪の実在を信じるようになったのだ。

 寺子屋ではいつもわんぱくな子どもたちに手を焼いていた。「みんな、先生の言うことを聞いて!」の一喝で一馬を助けてくれるのは、気が強くおてんばなお雛。ある時お雛の様子がおかしいことに気づいた一馬は、廃屋の中でお雛が不思議な土器(火焔土器)に話しかけているところに遭遇する。

 一馬がお雛に渡されたまが玉を手にすると、土器が怪しく変容し、天の邪鬼(じゃく)と名乗る妖怪が突如現れる。肝を冷やす一馬だが、お雛は突然「死んだ母に会って、ひと言謝りたい」と自分の願いを明かす。一馬はお雛の願いをかなえるべく、天の邪鬼やほかの妖怪たちと行動することになる。

 天の邪鬼役に本郷奏多、ほかに山田杏奈、森川葵、平尾菜々花、青山美郷、イッセー尾形などが出演する。

 「妖(あやかし)」と人間とのファンタジックな交流を通して、成長していく2人の姿が感動を与える物語。荒俣宏氏の妖怪監修のもと、おなじみの妖怪から新しい妖怪までが登場する、幅広い世代が楽しめる新しいスタイルの時代劇。