『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』の公開が2021年4月に延期

引用元:IGN JAPAN
『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』の公開が2021年4月に延期

ユニバーサル・ピクチャーズは、今年5月に劇場公開予定だった「ワイルド・スピード」シリーズの最新作『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』の公開日を2021年4月に延期すると発表した。今や全世界で懸念されている新型コロナウイルスの感染拡大の影響によるものだという。
「ワイルド・スピード」シリーズ10作目となる『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』は2020年5月公開予定となっていた。しかし、IGNがユニバーサル・ピクチャーズから受け取った文書によると、「全世界での劇場公開日を2021年4月に変更いたします。北米での劇場公開予定日は4月2日となります」とのこと。ユニバーサルはこの延期の理由について、「今年5月に世界中の観客のみなさんに劇場へ足を運んでいただくのは不可能であることがはっきりとしたためです」と述べている。

「ワイルド・スピード/ジェットブレイク」画像・動画ギャラリー

全文は以下の通り:

私たちのファミリーである世界中の「ワイルド・スピード」ファンのみなさまへ
私たちのサーガの次のチャプターに対するみなさんの愛情と期待をしっかりと感じています。
そのため、みなさんにお知らせしなければならないのは非常につらいことではありますが、本作の公開日は延期となります。今年5月に世界中の観客のみなさんに劇場へ足を運んでいただくのは不可能であることがはっきりとしたためです。
全世界での公開日を2021年の4月に変更いたします。北米での劇場公開日は4月2日となります。少しの間お待ちいただかなければならなくなり、みなさんをがっかりさせたことと思いますが、観客のみなさんの安全を第一に考えての今回の延期決定です。
この変更によって、全世界のファンのみなさんが私たちの新しいチャプターを一緒に楽しむことができることになりました。来年の春にお会いしましょう。
たくさんの愛を込めて
「ワイルド・スピード」ファミリーより

『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』の予告編第1弾でメインキャラクター、ハンの復活が明らかになり、「ワイルド・スピード」シリーズのファンは公開をとても楽しみにしていた。『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』の監督はハンが復活する理由についての説明もしている。また、主演のヴィン・ディーゼルはシリーズの今後に期待しており、「ワイルド・スピード」の10作目が2部作になる可能性について先日語っていた。
数日前には、ユニバーサルの『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』とディズニーの『ブラック・ウィドウ』は新型コロナウイルスのために公開延期になることはないと報じられていた。『ブラック・ウィドウ』の公開日は依然変更になっていないが、公開延期となった作品は『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』だけではない。『クワイエット・プレイス PARTII』は公開1週間前に延期が決定。『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』は11月20日に延期された。IGNでは先日、新型コロナウイルスの映画業界への影響について、映画業界の人々に話を聞いている。
また、NBAも新型コロナウイルスの影響でシーズンを無期限延期としており、ゲーム業界では、E3 2020は中止に、Game Developers Conferenceは延期となっている。 Jonathon Dornbush