CD PROJEKT RED、『サイバーパンク2077』発売後に「ウィッチャー」の新作を開発予定

引用元:IGN JAPAN
CD PROJEKT RED、『サイバーパンク2077』発売後に「ウィッチャー」の新作を開発予定

CD PROJEKT REDは『サイバーパンク2077』の発売後、「ウィッチャー」の世界を舞台にした、「ウィッチャー4」ではないシリーズ関連作の開発を開始すると発表した。
Eurogamer Poland(IGN Polandが翻訳)のインタビューでCD PROJEKT REDの社長アダム・キチンスキは、シングルプレイの「ウィッチャー」作品の「明確なコンセプト」を決めてあると明かし、『サイバーパンク2077』が発売されてから本格的に開発を始める予定だと述べた。
CD PROJEKT REDでは『サイバーパンク2077』の発売後、2つの大人数チームがそれぞれ同作のマルチプレイとDLCの開発に取り掛かり、少人数チームが「ウィッチャー」関連作の開発を始めるという。

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またキチンスキは、この「ウィッチャー」の新作が、三部作の主人公であるゲラルトの物語の続きを描く「ウィッチャー4」ではないことを繰り返し述べた。これに関してはキチンスキが数年間発言してきており、2017年には、ゲラルトの物語は完結したが「おそらく」何らかの形で「ウィッチャー」に戻ってくると述べていた。
この新作がどのような形になるのか明かされていないが、『グウェント ウィッチャーカードゲーム』のようなスピンオフではなく、過去作のRPGスタイルに続くものになる可能性が高い。いつ頃の発売になるのか不明だが、『ウィッチャー3 ワイルドハント』と『サイバーパンク2077』の発売サイクルから考えると、少なくとも数年は先のことになるだろう。
さらにCD PROJEKT REDでは、現在「ウィッチャー」ユニバースと『サイバーパンク2077』ユニバースの作品のみが予定に組み込まれているとのことで、近いうちに新規IPのゲームが登場することはなさそうだ。

『サイバーパンク2077』は発売が延期され、当初の予定されていた2020年4月16日から9月17日に変更となった。PCと現世代機向けに発売される予定になっており、次世代機向けについては、Xbox One版を買った人が無料でXbox Series X版にアップグレードできるようになると発表されている。 Joe Skrebels