13日から王将戦第6局 “王手”広瀬八段「平常心で臨む」渡辺王将「最終局につなげる」 

13日から王将戦第6局 “王手”広瀬八段「平常心で臨む」渡辺王将「最終局につなげる」 

 渡辺明王将(35)に広瀬章人八段(33)が挑戦する第69期大阪王将杯王将戦7番勝負(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)の第6局が13日、14日の両日、佐賀県上峰町「大幸園」で行われる。

 対局前日の12日、2人は東京から飛行機と新幹線を乗り継いで現地入り。対局場を検分し、色紙に揮毫(きごう)するなどした。

 3勝2敗と先に“王手”をかけた広瀬は「番勝負で星がリードすることは少ないが、タイトル奪取を意識せず平常心で臨みたい」と初王将位に気合も十分。一方の後手番となる渡辺は「カド番で厳しい状況だが、最終局につなげるよう頑張りたい」と気を引き締めていた。