セカオワ１１年の始まり！１０周年記念ベスト盤＆１年２カ月ぶり新曲５・２７同時リリース

　人気バンド、ＳＥＫＡＩ　ＮＯ　ＯＷＡＲＩがデビュー１０周年を記念し、５月２７日に初ベスト盤「ＳＥＫＡＩ　ＮＯ　ＯＷＡＲＩ　２０１０－２０１９」と約１年２カ月ぶりの新曲（タイトル未定）を同時発売することが１２日、分かった。ベスト盤は「Ｄｒａｇｏｎ　Ｎｉｇｈｔ」など計３０曲を収録予定で、新曲は４月スタートのフジテレビ系「竜の道　二つの顔の復讐者」（火曜後９・０）の主題歌に決定。勢いよく１１年目の“始まり”を滑り出す。

　２０１０年２月１０日に「幻の命」でインディーズデビュー以来、ＮＨＫ紅白歌合戦に５度出場するなど人気を博してきたセカオワが１０周年イヤーにさらなる進化を遂げる。

　ポップなメロディーとボーカル、Ｆｕｋａｓｅ（３４）の深みのある歌声で幅広い世代から支持される人気バンドは、“１０周年のプレゼント”として５月２７日に初のベスト盤と新曲（タイトル未定）をＷリリース。２０１８年のＮＨＫ平昌五輪テーマ曲「サザンカ」などのシングルや昨年２月に同時発売したアルバム「Ｅｙｅ」、「Ｌｉｐ」など数々のヒット曲を送り出してきたが、ベスト盤では過去の楽曲からメンバーとスタッフが３０曲を厳選。♪ドラゴンナイト　ドラゴンナイトの歌詞が印象的な「Ｄｒａｇｏｎ　Ｎｉｇｈｔ」などおなじみの７曲の収録が現時点で決まった。

　今回は完全生産限定プレミアムＢＯＸ、ライブＤＶＤ付き初回限定盤、２枚組ＣＤの通常盤という３形態をリリース。

　特典も満載で、初回生産限定盤では、台風１８号の影響で最終公演が中止になった１４年の野外ライブ「ＴＯＫＹＯ　ＦＡＮＴＡＳＹ」が初ＤＶＤ化。１０年間の集大成ともいえる内容になる。

　一方、１１年目のリスタートともいえる新曲は、ユニバーサルミュージック移籍第１弾シングルで現在制作中。主演の玉木宏（４０）と高橋一生（３９）が双子を演じることで話題のフジ系４月期ドラマ「竜の道　二つの顔の復讐者」の主題歌として書き下ろされ、ドラマ主題歌は２年ぶり。同作は双子の兄弟による壮絶な復讐劇で、ポップなイメージが強いセカオワにとっては新境地の力作となりそうだ。

　９月からは３年ぶりとなるドームツアー（４都市５公演）を敢行。独特の世界観で魅了するセカオワの挑戦に“終わり”はない。