引用元：スポーツ報知
俳優の小池徹平（３４）が、今秋上演予定のミュージカル「るろうに剣心 京都編」（脚本・演出＝小池修一郎、東京・豊洲、ＩＨＩステージアラウンド東京）に主演することが１２日、分かった。
小池が心優しき剣客に挑む。和月伸宏氏のコミックが原作の「るろうに剣心―明治剣客浪漫譚―」（集英社ジャンプ コミックス刊）は映画版もヒットした人気演目。２０１６年には宝塚歌劇団により舞台化された。今作は、宝塚版でも演出を手がけた小池氏が、原作ファンの間でも人気が高い「京都編」を新作として書き下ろし。“ダブル小池”が、作品誕生２５周年のメモリアルイヤーに花を添える。
かつて最強と恐れられた「人斬り抜刀斎」こと緋村剣心役を演じる小池は「子供の頃ずっと読んでいた作品で、そのキャラクターと同じ格好をさせていただき、演じられることの喜びを感じています」と感無量。「剣心のゆるい部分と、戦っている時の男らしい部分の二面性も出せたらいいなと思っているので、自分の中でメリハリをつけて演じたい。殺陣など新しいチャレンジに全力でぶつかっていきます」と意気込む。
ミュージカル界をけん引する小池氏も「宝塚以外で『るろうに剣心』をやるなら誰？と問われて真っ先に思い浮かんだのは小池徹平である。原画そっくりの顔立ちで、小柄だが敏捷（びんしょう）、しなやかだが鋼のように強い」と太鼓判。ステージが３６０度客席を取り囲む同劇場での疾走感あふれる世界観にも注目が集まりそうだ。 報知新聞社
