テレ朝、４月改編で目指すのは「新しい時代のテレビ局」…改編率はゴールデン１７・１％

　テレビ朝日は１２日、新型コロナ余波のため、東京・六本木の同局で行う予定だった４月期の番組発表会見を中止。改編の詳細は書面で発表した。

　同局の今期改編のキャッチフレーズは「新しい時代のテレビ局」。改編率は全日（午前６時～午前０時）１２・６％、ゴールデン（午後７時～１０時）１７・１％、プライム（午後７時～１１時）１３・２％となった。

　ドラマでは、木村拓哉（４７）主演で２０１８年１月期に放送された「ＢＧ～身辺警護人～」が２年ぶりに復活。木曜午後９時の枠で４月１６日にスタートする。井ノ原快彦（４３）主演の「特捜９　ｓｅａｓｏｎ３」（水曜・後９時）、内藤剛志（６４）主演「警視庁・捜査一課長２０２０」（木曜・後８時）、松岡昌宏（４３）主演の「家政夫のミタゾノ」（金曜・後１１時１５分）などの人気シリーズの最新作を放送。ＡｂｅｍａＴＶとの共同制作で話題を呼んだ小説を映像化する「Ｍ　愛すべき人がいて」（土曜・後１１時１５分）などがラインナップされた。

　朝の情報番組「グッド！モーニング」（月～金曜・前４時５５分新ＭＣにフリーアナウンサー・新井恵理那（３０）が就任。「大下容子ワイド！スクランブル」（月～金曜第１部・前１０時２５分～１２時　第２部　正午～後１時）の第２部が６年ぶりに正午スタートに。第１部と第２部の間に１５分のライブニュースを置く。

　榊原誠志総合編成局総合編成部長は「テレビ朝日の２０２０年４月改編は『新しい時代のテレビ局』を目指して、多様化するテレビ視聴環境に対応するタイムテーブルを目指していきます。時間ごとのニーズに応える魅力的なコンテンツをお届けすることでテレビの前に多くの人が集まって楽しんで頂けるよう進めていきます。ＡｂｅｍａＴＶや新たなＳＶＯＤサービスと連動して、テレビの前の皆さまに楽しんで頂くことはもちろん、配信でも楽しんで頂けるようコンテンツの更なる充実を図っていきます。」とコメントした。 報知新聞社