テレ朝・斎藤ちはるアナ、初の冠番組で語ったアイドルを辞めてアナウンサーになった理由

引用元:オリコン
テレ朝・斎藤ちはるアナ、初の冠番組で語ったアイドルを辞めてアナウンサーになった理由

 昨年4月にテレビ朝日に入社した初日に『羽鳥慎一 モーニングショー』でアナウンサーデビューした、斎藤ちはるアナの初冠番組『斎藤ちはる「学びのココロ」~ニッポン伝統探し旅~』が、CS「テレ朝チャンネル1」で29日(後10:00~深0:00)に放送される。内容は、「ニッポンの伝統」である華道・弓道・書道、3つの「道」の達人たちから「極意」=“ココロ”を学んでいく体験型旅番組。京都・東京でロケをしながら、「アイドルを辞めて、アナウンサーを選んだ」決断のウラにあった葛藤など、テレビ初告白のコメントも飛び出し、2年目の飛躍を期す“自分探しの旅”となった。

【写真】華道・弓道・書道に挑戦する斎藤ちはるアナ

 日本の歴史や伝統文化に興味があったという斎藤アナ。まずは京都で、華道=生け花の達人――昨年、創流100周年を迎えた「未生流笹岡」3代目家元笹岡隆甫氏を訪ねる。実は、斎藤アナの祖母は生け花をしており、幼少時代から花は身近な存在だったという。2016年に「G7伊勢志摩サミット」の会場装花を担当したほどの敏腕である笹岡氏にお手本を見せてもらいながら、斎藤アナは「そもそも華道とはどんな芸術なのか?」「唯一生き物に触れる伝統文化を継承した3代目家元の心境」「作品作りのコツ」などを聞いていく。その後、斎藤アナが生けた作品の出来栄えは?

 このインタビュー中、斎藤アナの口から語られたのは、「アイドルを辞めて、アナウンサーを選ぶというのは、結構な決断だった」ということ。

 「アイドルという仕事は若いうちしかできない、結婚するまでしかできないと…と、いろんな規制がある中でのお仕事だと思うのですが、アナウンサーは、結婚しても出産しても続けていける『一生続けられる』お仕事。私は、なかなか自分から前に出ていくのが苦手なタイプだったのですが、(乃木坂46在籍中は)それでも頑張って前に出ようと…でもそれが上手くできなくて葛藤していた時期もありました。

 逆にアナウンサーは、脇役というか、縁の下の力持ちで、その方がすごく性格的にあっているような気がしていて(笑)。そういう観点からアナウンサーと華道家は似ている職業に思えました。自分が主役ではなく、他の出演者が主役であり、情報が主役なので、いかに周りを引きたたせられるか、(あくまでも花が主役の)華道家とも相通じるものがあるなと感じました」