真っ白なキャンバス「みんなに支えてもらっている」個性引き立つ独自の魅力:インタビュー

引用元:MusicVoice
真っ白なキャンバス「みんなに支えてもらっている」個性引き立つ独自の魅力:インタビュー

 6人組女性アイドルグループの真っ白なキャンバスが3月18日、メジャーデビューシングル「桜色カメラロール」をリリース。“白キャン”は2017年9月に結成され「重なり合ったそれぞれの色は、真っ白な光になる。そんなキャンバスに夢を描いてゆく」というスローガンのもと活動。昨年はシングル2枚をリリース。12月の東名阪ワンマンツアー『NOW STEP ON TOUR』などライブ活動も精力的におこない、今作でメジャーデビューとなる。メンバーの現在の心境をはじめ今作の楽曲面とミュージックビデオの見どころについて、またメンバー各々の現在のトレンドなど幅広く話を聞いた。【取材=平吉賢治/撮影=村上順一】

ドラマティックにメジャーデビュー発表

――メジャーデビューとなった現在の心境はいかがでしょうか。

三浦菜々子 最初はメジャーデビューという言葉だけであまり実感がなかったんですけど、レコーディングをしてMVを撮って、大勢の方が今回のシングルに関わってくださっているのを感じています。自分達のことだけではなくなってくるので、もっと気を引き締めて頑張っていかないとなと思います。

西野千明 正直まだ実感がなくて、気持ちが追いつけていないところもあります。メジャーデビューって凄いことだから、その気持ちが大きいです。

鈴木えま 完成したMVを観ると頑張ろうって思います。私もまだ実感が湧かないところはあります。

小野寺梓 メジャーデビューしたグループなんだって思ってもらえるようになりたいし、これを機にもっと大きくなりたいです。

橋本美桜 今までとは見られかたが変わってくるので、自分達のことを客観的に見られるように頑張っていきたいと思います。

麦田ひかる MV撮影とか、関わって頂けるまわりの方が増えたなと実感します。

――昨年の東名阪ツアーの感触はいかがでしたか。

三浦菜々子 東京公演はチケットがソールドアウトしたんです。ずっとソールドアウトしたいという目標があったので、やっとMCで「ソールドアウトしました!」と言えて凄く嬉しかったです。

西野千明 ワンマンだったから対バンと違って凄い数の曲数をやったんです。名古屋と大阪では何曲かやらなかったんですけど、ファイナルの東京公演では全曲やりました。大変だったというわけではなくて、全曲やれたという達成感がありました。

鈴木えま 印象的だったのはバナナジュースが…。

三浦菜々子 大阪公演のバナナホールの時だよね?

鈴木えま そう。それが凄く美味しくて印象的でした。

橋本美桜 ライブじゃなくてその前に飲んだやつね(笑)。

小野寺梓 私は、名古屋も大阪も東京もたくさんの方に来て頂けて本当に嬉しかったです。印象に残ったのはメジャーデビューの発表をさせて頂いたことです。みなさんがどんな反応をするのか、ちょっと怖かったんですけど。

――どんな反応でしたか?

小野寺梓 もう「うわぁ!」って感じで凄く良い反応をしてくれて嬉しかったです。その時の動画を何回も見返しちゃうくらいです。

――みなさん白キャンのメジャーデビューを待っていたのでしょうね。

小野寺梓 どうなんでしょう…複雑な心境の方もいるのかもしれません。

西野千明 「遠い存在になっちゃう」みたいなね。

小野寺梓 それでもみなさん凄く喜んでくださったから良かったです。

――反応を見てどう感じましたか。

橋本美桜 発表のとき、演技派の菜々子が卒業をしそうな雰囲気で言ったんです。菜々子を推している方の顔を見たら「マジか…」っていう顔をしていて。私もメジャーデビューの発表だとは知っていても「菜々子ちゃん辞めちゃうの?」って思ったくらい(笑)。

――ちょっとドッキリ的な空気感をつくった?

三浦菜々子 自分でも「私は卒業するのかな…」と思うくらいのテンションで(笑)。

小野寺梓 ちょっと泣いてるのかなって雰囲気だった(笑)。

橋本美桜 鼻をすすったりしてたもんね。

三浦菜々子 「メジャーデビュー」って言うまでにめちゃめちゃタメようと思って。

橋本美桜 そういう雰囲気のなかで言ったから「卒業じゃなくて良かった!」というのもあって、祝福の声が大きくなったかもしれません。嬉しくて泣いてくださっている方もいらっしゃったので。

三浦菜々子 その後の特典会でファンの方にけっこう怒られました。「やってくれたな」って(笑)。

――サプライズのようにもなって良い感じだったのですね。麦田さんはどんな心境でしたか。

麦田ひかる 大阪や名古屋でワンマンライブをするのは初めてなので、人が凄く埋まっていて嬉しかったです。

――『TOKYO IDOL FESTIVAL 2019』では入場規制がかかるほどの盛況だったようですね。

西野千明 屋外なのに入場規制だったんです。

橋本美桜 その時、歌詞を飛ばしちゃったんです。

――そういう時はどう乗り切るのでしょうか。

橋本美桜 「あ、やっちゃったな」ってそれなりに過ごします(笑)。「お客さん凄いな!」って見ていたら飛んじゃって。

西野千明 圧倒されちゃったんだよね(笑)。

三浦菜々子 階段の所にも人が立ち止まって観ていてくれて、警備員の方が大変そうでした。

小野寺梓 ライブが終わった後にバスに乗り込むまでの間にめっちゃ「梓!」って言われて芸能人みたいでした(笑)。

――芸能人かと思いますが(笑)。小野寺さんは以前のインタビューで“影のリーダー”とおっしゃっていましたね。

小野寺梓 最初の時にリーダーがいたんですけど、その時に自称副リーダーという感じだったんです。それが昇格して。でも全然リーダーっぽいことをしていないんです。

橋本美桜 でも、けっこうレッスンしてくれたりします。

小野寺梓 みんなが育ってきてちょっと甘えちゃってる部分も大きいんですけど。

三浦菜々子 梓が育てたメンバー(笑)。