伊達みきお、震災から9年「改めて襟を正す1日に」

引用元:日刊スポーツ
伊達みきお、震災から9年「改めて襟を正す1日に」

サンドウィッチマンの伊達みきお(45)が、東日本大震災から9年となった11日、ブログを更新し、「毎年、この日は改めて襟を正す1日になれば良いですね」との思いをつづった。

宮城県出身の伊達は震災当日、東北でのレギュラー番組のロケ中に宮城県・気仙沼市で被災。以来、義援金「東北魂」の立ち上げや被災地でのライブ開催などを通じて復興支援を続けている。

「9年経った被災地…ある地域では、今や被災地とは思えない程に整備がされ、震災前の町並みを忘れるくらい復活を遂げている所もあります。勿論、内情は色々とまだ問題があるでしょうけど」と、復興が進む被災地の状況をつづるとともに、「年月が経つにつれ、地域の格差が出てきており、復興のスピードやその町に対する期待感というのか、住んでる方々の『この町を元気にして全国からお客さんを呼ぶぞ!』という気持ちの格差が出てきている様な感じもします。震災後、仕方なく町を離れてしまった方が多い地域等は特に」とし、「故郷を建て直すには、やっぱり地元民の力強い意志や行動力がないと難しい」との思いをつづった。

また、「9年にもなると、震災直後には防災グッズを購入したり、お水や食料を備蓄したり…そんな事も今ではすっかり忘れてしまってる方もいると思います」と、防災意識の薄まりを懸念し、「毎年、この日は改めて襟を正す1日になれば良いですね」とした。