オダギリジョー、“食堂の店員姿”公開

引用元:オリコン
オダギリジョー、“食堂の店員姿”公開

 女優の松本穂香が主演を務める映画『酔うと化け物になる父がつらい』(公開中)に、“食堂の店員役”として出演しているオダギリジョーの場面写真が解禁になった。

【メイキング写真】片桐監督と話し合うオダギリジョー

 原作はアルコールに溺れる父を持つ作者・菊池真理子氏の実体験によるコミックエッセイ。父はアルコール依存、母は新興宗教信者で、主人公は酔って化け物になった父の奇行に悩まされ、母の孤独に触れながら、崩壊していく家族の中で、がむしゃらに未来を見つけていくストーリー。

 オダギリは、渋川清彦が演じる父・トシフミと、浜野謙太が演じる同僚・木下のランチシーンで登場。メガホンをとった片桐健滋監督は、監督長編映画デビューとなった『ルームロンダリング』(18年)でオダギリとタッグ。「演じてもらうだけでなく、作品の内容を相談できる数少ない表現者」と語る。

 オダギリを“特別な人”と表現する片桐監督は、本作の脚本が完成した後、すぐにオダギリに送ったそう。オダギリは「泣いちゃいました。お手伝いできることがあれば」とメッセージを返したとのこと。その言葉を受けて、今回の出演が実現。片桐監督は「ぜいたくなキャスティングをさせていただきました」と振り返っている。