声優・野沢雅子がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「野沢の雅子さん」。毎週日曜日の夜に、さまざまな人が野沢を訪ねてやってきます。2月23日(日・祝)の放送は歌手・氷川きよしさんが訪れ、2019年末に生放送された「第70回NHK紅白歌合戦」について振り返りました。氷川:紅白の応援に駆けつけてくださって、本当にありがとうございました。
野沢:うれしかった。ありがとうは、私のほうですよ。私たち声優は、絶対にあんな場所に行けない。
氷川:そうですか? 初めてですか?
野沢:初めてです。
氷川:視聴率がバーッて(上がったのも)先生のおかげです。
野沢:いえ、そんな。うれしかったです。
氷川:(ステージの)高いところから失礼しました。
野沢:本当にうれしかったの。それで、龍に乗っていたでしょ?
氷川:はい。神龍(シェンロン)に乗って。
野沢:神龍に乗っていたから、声をかけたくてしょうがないんだけど。“あ、ダメだ。歌っているんだから、絶対に声出しちゃダメ”って、あのとき、自分にすごく言い聞かせていたの。
氷川:(自宅に)帰って紅白の映像を観たんですけど。野沢先生がすごく喜ばれていて、ワオってなって、上を見ていた画がすごく印象的で。うれしかったです。
野沢:すごくうれしかった。
氷川:本当は手を振りたかったんですけど、いっぱいいっぱいで。
野沢:私も振りたかった。でも、“歌っているんだから振ってはいけない。何かを言ってはいけない”って、頭のなかが大変だったんです。
氷川:いや、言っていただきたかったですよ!
野沢:“前に出てはいけない”とか、“じっとしていなきゃいけない”とか。頭のなかで、いろいろ困っていたんです。良かったです。
(TOKYO FMの番組「野沢の雅子さん」2月23日(日・祝)放送より)
氷川きよし「視聴率が上がったのは先生のおかげです」野沢雅子と「紅白」裏話を振り返る
引用元:TOKYO FM+