選りすぐりの最新フランス映画を紹介 第2回「映画批評月間」が開催

引用元:映画.com
選りすぐりの最新フランス映画を紹介 第2回「映画批評月間」が開催

 [映画.com ニュース]フランスの映画媒体、批評家、専門家、プログラマーらの協力の下、選りすぐりの最新フランス映画を紹介する特集上映「第二回 映画批評月間 ~フランス映画の現在をめぐって~」が、東京はじめ4都市で開催される。

 2回目となる今回は、フランスのみならず世界の主要な映画作家たちを積極的に支援しているアルテ・フランス・シネマ ディレクター、元ロカルノ映画祭ディレクターのオリビエ・ペール氏にセレクションを依頼。日本の映画批評家や青山真治監督、富田克也監督らと同氏のディスカッションも予定している。

 また、ミュージカルコメディから、歴史劇、学園ものから犯罪映画まで、多彩なフィルモグラフィーで知られるセルジュ・ボゾン監督(来日予定)を特集。そのほかコメディ、サスペンスと独自の作風でカルト的人気を誇る、2019年8月に逝去したジャン=ピエール・モッキーを併せて特集。日本でこれまでほとんど紹介される機会がなかったモッキーの代表作に触れる貴重な機会だ。

 上映作品、巡回情報は以下の通り。作品詳細、タイムスケジュールなど最新情報は公式HP(https://www.institutfrancais.jp/tokyo/agenda/cinema200312/)で告知する。

▼上映作品

■ベスト・オブ 2019 アルテ共同製作作品
「アリスと市長」 (監督:ニコラ・パリジェ)
「君は愛にふさわしい」 (監督:アフシア・エルジ)
「リベルテ」(監督:アルベール・セラ)
「シノニムズ」(監督:ナダブ・ラビド)
「見てない太陽」(監督:アンドレ・テシネ)
「ディアスキン鹿革の殺人鬼」(監督:カンタン・デュピュー)
「カブールのツバメ」(監督:ザブー・ブライトマン&エレア・ゴべ・メベレック)

■セルジュ・ボゾン特集
「モッズ」(2003)
「フランス」(2007年)
「最高!」(2013年)
「マダム・ハイド(仮題)」(2018年)

■ジャン=ピエール・モッキー特集
「今晩おひま?」(1959年)
「言い知れぬ恐怖の町」(1964年)
「ソロ」(1970年)
「赤いトキ」(1975年)
「奇跡を受けた人」(1987年)

▼巡回スケジュール

■京都
出町座
3月6~12日

寒梅館 同志社大学
4月14日

■大阪
シネヌーヴォ
3月7~12日

■東京
ユーロライブ
3月12日

アンスティチュ・フランセ東京
3月13日~4月20日

■横浜
kino cinema横浜みなとみらい
4月16日

ジャック&ベティ
4月17日