石橋蓮司、主演映画の完成報告会で自虐「“生前葬”的な雰囲気でやらせていただきました」

引用元:AbemaTIMES
石橋蓮司、主演映画の完成報告会で自虐「“生前葬”的な雰囲気でやらせていただきました」

 映画『一度も撃ってません』の完成報告会が9日都内で行われ、主演を務める俳優の石橋蓮司(78)、佐藤浩市(59)、妻夫木聡(39)、女優の井上真央(33)らが登場した。

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 同作は、石橋演じる売れない小説家の市川が、ネタ集めのために“伝説のヒットマン”として殺しの依頼を受け、行き過ぎた取材で巻き起こすハードボイルドコメディとなっている。 石橋蓮司、主演映画の完成報告会で自虐「“生前葬”的な雰囲気でやらせていただきました」 佐藤浩市(59)  冒頭、共演の佐藤は「一体どんな映画の完成発表なんだというメンツが集まっていてすごいなと思います」と話し「僕がこの作品に誘われた時、石橋蓮司最後の主演作という題目で誘われたような気がするんですが…」と、笑いを誘った。

 およそ18年ぶりに映画の主演を務める石橋は「昔のB級作品といいますか、ひっそりと上映してひっそりと評価を受けて終わるものだと、そういう作品になればいいなと思っておりました」を話し、続けて「ただキャスティングを見た時とてつもない人たちがいっぱい出ることになっていて、どうやってこの人たちを説得したんだろうと思ったのですが。さっき浩市が言ってましたけど、『蓮司さんの遺作になるかもしれない』と言って監督と制作部が集めたんじゃないか」と疑惑についてコメント。「だから撮影中はずっと、“生前葬”的な雰囲気でやらせていただきました。どうもみなさん長い間お世話になりました」と自虐し、会場は笑いに包まれた。 石橋蓮司、主演映画の完成報告会で自虐「“生前葬”的な雰囲気でやらせていただきました」 井上真央(33)  また、撮影時に心配事があったそうで、井上は「スケジュール見たら1日にぎゅっと詰まっていて。酷使されていてすごく心配でした」と話し、続けて妻夫木も「どのくらいで撮るのか聞いたら2週間って言われて。メイクさんに蓮司さん大丈夫ですかって聞いたら最近寝てないんだよねって、だいぶお疲れだったみたいです」と明かした。

 最後に石橋は「とにかくみなさん本気で面白がってやってくださってて。どの人物を取っても一つの映画になる登場人物ばかりです。今回は自分が水先案内人的に60年代後半から70年代に向かって案内していく役割だったと思うんですけど。完成した映画を見させてもらって思わずあの人で1本撮ればいいのにっていうような感じで映画を見させていただきました」と話した。
(AbemaTV/『AbemaNews』より)