ミック・ジャガー、出演映画の監督がその人柄を絶賛! 「ロック・スターではなく一人の俳優になってた」

引用元:rockinon.com
ミック・ジャガー、出演映画の監督がその人柄を絶賛! 「ロック・スターではなく一人の俳優になってた」

映画『The Burnt Orange Heresy(原題)』に俳優として出演したミック・ジャガーだが、同作品でメガホンを取ったイタリア人監督のジュゼッペ・カポトンディが、ミックと一緒に仕事をした経験について語っていることがわかった。

「The A.V. Club」のインタビューを報じた「Ultimate Classic Rock」によると、カポトンディ監督はミックとのコラボや出演の経緯について、次のように述べていたという。

ミックに(『The Burnt Orange Heresy』の)脚本を送ったら気に入ってくれてね。それで彼に会いに行ったんだ。「OK。ミック・ジャガーだぞ」と思って緊張してたけど、とても彼は親しみやすかった。この上なく愛らしくて、本当にナイスガイなんだ。だから、最終的に彼はロック・スターのミック・ジャガーではなく、撮影セットにいる単なる一人の俳優になっていたんだよ。

美術品の強盗計画を描く同作品で、ミックは裕福で影響力があるアート・コレクター、ジョセフ・キャシディ役を演じているとのこと。デンマークの俳優で共演者のクレス・バングは、ミックはもっと目立ちたがり屋なのかと思っていたそうだが、実際は全く違ったともコメントしていたそうだ。

ミックは全然違ったよ。演技が上手くいったのは、彼がすごく愛らしいからじゃないかな。男と愛らしさを一緒にすると……そんなにカッコよくはないよね。

(中略)ミックはそのダイナミズムがクールで、もし彼が嫌な奴で傲慢だったりしたら、その演技はつまらないものになってしまっただろう。そうだろ? そこには、ある意味で両者(ミックとキャシディ)の世界の長所があったと言えるね。

ミックが出演する『The Burnt Orange Heresy』は、現地時間3月6日にニューヨークとロサンゼルスで公開がスタートしており、現時点では日本で公開されるかは未定だ。

なお、ザ・ローリング・ストーンズは、5月から北米より『No Filter Tour』をスタートさせる予定だ。 rockinon.com(ロッキング・オン ドットコム)