「2分の1の魔法」クリス・プラット、父亡くした監督に共感「手助けしたいと思った」

引用元:映画ナタリー
「2分の1の魔法」クリス・プラット、父亡くした監督に共感「手助けしたいと思った」

ディズニー&ピクサー最新作「2分の1の魔法」キャストであるクリス・プラットのコメントが到着した。

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「モンスターズ・ユニバーシティ」のダン・スキャンロンが監督を務めた本作は、かつて魔法に満ちあふれていた世界を舞台とするアニメーション。内気なエルフの少年イアンと好奇心旺盛な兄バーリーが、亡き父を魔法でよみがえらせるため冒険に出るさまが描かれる。イアンに「スパイダーマン」シリーズのトム・ホランド、バーリーに「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」のプラットが声を当てた。

この物語は、スキャンロンが1歳のときに父親を亡くした経験から生まれた。自身も2014年に父親を亡くしているプラットは「この物語はダンが父親を失ったという個人的な物語であり、深く共感できたからこの企画に心底惚れ込んでしまったよ。子供は笑えて、大人たちは泣ける素晴らしい映画なんだ」と思い入れを述べる。さらに「監督とたくさんいろんな話をしたんだ。監督の経験から描かれている物語だからこそ、ほかにはない唯一無二のオリジナル作品になっている。彼が語りたいビジョンのために、俳優として手助けしたいと強く思ったんだ」と役作りを振り返った。

またプラットは、本作の魅力は笑いと感動の両方が味わえる部分だと語る。幼い頃の母との思い出を回想しつつ「母が、『E.T.』は思いっきり笑うことができて、同時に泣ける映画だから大好きだと話してくれたんだ。両方がそろっている映画なら母はイチコロ。本作はその両方の要素を持っている作品だ。笑わずにはいられないけど、同時にとても感動する映画だよ」とアピールした。

「2分の1の魔法」は近日公開。なお本作は3月13日に封切られる予定だったが、新型コロナウイルスの予防対策のため公開延期となった。新たな公開日は決定次第公式サイトなどで発表される。

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