19歳のシンガーソングライター・熊川みゆ、上京後に「ヤバイ! ここは東京だった!」と焦ったことは?

引用元:J-WAVE NEWS
19歳のシンガーソングライター・熊川みゆ、上京後に「ヤバイ! ここは東京だった!」と焦ったことは?

J-WAVEで放送中の番組『STEP ONE』のワンコーナー「MUSIC+1」(ナビゲーター:サッシャ・増井なぎさ)。3月5日(木)のオンエアでは、熊本出身のシンガーソングライター、熊川みゆがゲストに登場。3月4日(水)にリリースしたファーストアルバム『Phantasm』についてや、上京秘話を語った。

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祖父の勧めで民謡の世界へ

熊川は現在、19歳。祖父の勧めで幼少期から6年間、民謡に打ち込み、全国大会出場経験もある。中学生になるとスマホアプリでオリジナル曲の制作やライブ活動をスタート。昨年はTOKYO GUITAR JAMBOREEやFUJI ROCK FESTIVAL、BAYCAMPなどの大型フェスにも出演を果たした。

サッシャ:民謡ってどんな感じなんですか?
熊川:声を張り上げてちょっと演歌っぽいですね。でも演歌とはこぶしや余韻がまた違うんですけど、「は~!」って歌う感じですね(笑)。
サッシャ:今とは全然違う?
熊川:そうですね。歌い方は全然違います。どっちも魅力があって難しいんですけど、民謡は大会に出て、審査員に評価されるのがあるので、その点ではちょっと攻めていかないといけないというか。「やってやるぞ!」みたいな(笑)。 19歳のシンガーソングライター・熊川みゆ、上京後に「ヤバイ! ここは東京だった!」と焦ったことは? J-WAVEで放送中の番組『STEP ONE』のワンコーナー「MUSIC+1」(ナビゲーター:サッシャ・増井なぎさ)

「謎のギター」で運命が変わった

熊川は小学生のときからすでに「音楽をやりたい。そのためにギターも始めて自分も曲を作りたい」と考えていたそうだ。続ける選択肢もあったが、音楽への夢を抱くうちに自然と民謡から離れていったという。

熊川:ギターはほとんど独学です。アコースティックギターが家の押し入れの中から出てきて、「これは誰の?」と家族に訊いても「わからない」と言われた謎のギターでした(笑)。
サッシャ:謎のギターが運命を変えた!
熊川:でもそのギターは壊れていたので、ちゃんと買ってもらいました。
サッシャ:結局、買ったんだ(笑)。そこからどうやって曲作りのほうへ?
熊川:コピーやカバーもたくさんしていましたが、曲を作る作業が大好きで、すぐ「曲を作りたい!」となりましたね。小さいものまで細かく数えたら、200曲くらいは作ってきました。
増井:すごーい!
サッシャ:アルバム、10枚くらい出せますね。
熊川:出したいですね(笑)。

ファーストアルバム 『Phantasm』は、地元の熊本で作った楽曲を収録。そのときの葛藤や不安、自分の好きな音楽がそれぞれに詰まっており熊川は「自己紹介のアルバム」と紹介した。オンエアでは収録曲『わたしね、、』をお届けした。

熊川:恋の曲なんですけど、言葉にできない想いを伝えたいけど、伝えられない想いを曲にしました。言葉にはしないけど心の中で誰かに語りかけているような曲です。