【連載再開】オトナ女子が『GALS!』を読むべき理由。「今を大事に生きようぜ!」

引用元:マグミクス

 2002年まで集英社「りぼん」で連載され、渋谷の街を舞台に大活躍するコギャルたちを描いたマンガ『GALS!』が、2019年11月に連載を再開、「りぼん世代」のファンを中心に大きな注目を集めています。同作品の魅力について、少女マンガに詳しい芸人、別冊なかむらりょうこさんが解説します。

【画像】「りぼん」世代を魅了! 渋谷で寿蘭たちが活躍する『GALS!』

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 ここ数年、1980~1990年代に少女マンガ誌「りぼん」の黄金期を築いた作品たちの続編が次々と発表されています。『こどものおもちゃ』や『姫ちゃんのリボン』、『ママレード・ボーイ』といった大人気作品の続編に、私たちは歓喜の声を上げてきました。完結した作品の続きを見せてもらえるなんて、まるで主人公たちが、「久しぶり!そちらは元気にしてる?」と声をかけてくれているかのよう。

 そんな、私たちの少女魂を呼び起こし続ける『りぼん』作品たちですが、またもや、まさかの作品の続編が始まりました。渋谷伝説のコギャル・寿蘭が帰ってきた!

『GALS!!』連載スタート!

 集英社の公式漫画アプリ「マンガMee」で2019年11月5日(火)から連載を開始し、大きな話題となっています。『GALS!!』は、1998年から2002年まで集英社「りぼん」で連載されていた、藤井みほな先生による『GALS!』の続編です。(!がひとつ増えました)

 続編といっても、スピンオフではなく、『GALS!』の最終回からそのまま続くようなストーリーで、2002年の渋谷を舞台に、高校を卒業しそれぞれの道に進み始めた主人公・寿蘭たちの新生活がスタートする……という内容。

 藤井先生本人も『GALS!!』は、「連載再開のかたち」とおっしゃっており、17年の時を経て描かれる『GALS!』の光景に、驚きと喜びの声があがっています!

『GALS!』は、そのタイトルの通り、渋谷系コギャルが浸透した時代に描かれた作品です。
主人公は、天下無敵の渋谷系コギャル・寿蘭、高校1年生。蘭は勉強が嫌いでド派手なコギャルファッションに身を包み、青春を謳歌しています。情にも厚く、先祖代々警官一家生まれから、正義漢な一面も。

 そんな蘭と蘭の仲間たちが、渋谷の街を中心に巻き起こるトラブルを大暴れしながら解決していくギャル道・青春ストーリーです。