有吉「振った側も一緒に死ぬ覚悟があるからね」バラエティでの“知ったかぶり行動”に怒り爆発!!

引用元:TOKYO FM+
有吉「振った側も一緒に死ぬ覚悟があるからね」バラエティでの“知ったかぶり行動”に怒り爆発!!

有吉弘行がパーソナリティをつとめるラジオ生放送番組「有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER」。3月1日(日)の放送は、アシスタントにデンジャラスの安田和博を迎えてお送りしました。今回は、スケジュールの都合により、事前に収録した模様をお届け。有吉は、「録音だから、誰かに電話をかけてみて……大物が出てくれたら嬉しいね。俺の交友関係のなかから、(サプライズで)誰か大物に電話をかけてみるのもいいかもしれない」と宣言すると、安田は「えっ、それはちょっと聴いてみたい」と誰に電話するのか興味津々の様子。

「でも、これで『誰?』って言っているゲスナー(※本番組でのリスナーの呼称)っていないんじゃない(笑)? どうせ山本(浩司・タイムマシーン3号)か、かねきよ(勝則・新宿カウボーイ)だろって」とゲスナーの期待値が薄いだろうと有吉は推測します。

そして、「こういう“前振り”って、もうダサいよね。恥ずかしいっていうかさ……」と切り出し、自身のバラエティ論を話し始めます。

「バラエティを知ったかぶりしている奴に多いんだけどさ、例えば『これ、いくらくらいだと思います?』みたいな値段当てのクイズは最低だから。答える側が気をつかわなきゃイケないから。スタッフ側には“やらないほうがいいよ”って…顔する。俺はそう思っているんだけど」とチクリ。

そして、「“これ高そうだけど、あまり高く言っちゃうと盛り下がるから低めに言っておこう”とかさ、そういう気づかいがあるじゃない? でも、それをやるのってバラエティを知ったかぶりしている奴の所業なんですよ」とバッサリ。

さらに、そこで値段を当ててしまった場合に、「『あっ、当てちゃった~! どうしよう、当てちゃったよ~、ごめんなさい! (撮り直しで)もう1回やりますぅ?』って……いいよ、もう。 うるせ~んだよ! 別に(値段を)当ててもいいよ。1億円と言おうが1円と言おうが、好きにやってくれよ。どうでもいいんだよ、お前のそんな“バラエティ気づかい発言”は。黙ってろよゴルァ!!」とヒートアップ。

そんな様子に、安田は「いいでしょ、気づかったって(笑)。『ごめんなさい!』って言っただけじゃん。それも含めての“出じろ”なんじゃないですか」となだめようとするも、「そのくだりが余計なんだよ。黙ってろって。『やった~、当たった~!』でいいじゃん」と有吉。

ここで、デーブ・スペクターさんの名を挙げ、「擁護するわけじゃないけどさ、けっこう“ダジャレ”を言うじゃない? 『サンデー・ジャポン』とかだとさ、爆笑問題の田中(裕二)さんとか太田(光)さんがいるから上手くやっているけどさ、ワイドショーとかでデーブさんが文化人ばかりのところにいるときもあるじゃない?

それで、『これ、デーブさんはいかがですか?』って聞かれて、ダジャレとかしょうもない冗談を言うじゃん。『布団が吹っ飛んだみたいですね』みたいなことを言ったら、『またまた~』とか『ダジャレやめてよ~』とか何か言ってあげればいいじゃん。

なのに、『はい……はい……はいっ、次いきましょう』みたいな。処理できねぇから、無視して次に進行するとかさ……じゃあ話を振らなきゃいいじゃん。処理できないならやらせないほうが良いよ」と熱弁します。

さらに、「振ったからには、(滑っても)一緒に死んであげる覚悟がないとさ。無茶ぶりとかも、俺ら芸人だとよく言ったり、言われたりするじゃない。でもそれは、振った側も一緒に死ぬ覚悟があるからね」と怒りは収まらない様子でした。

(「有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER」3月1日(日)放送より)