5歳のアブラが「シャイニング」発動… 『ドクター・スリープ』本編映像

引用元:cinemacafe.net

歴史的最高傑作『シャイニング』から40年。237号室、バスタブの中の老婆、双子の姉妹、そして血のエレベーター…、あのホテルの呪いが再び解き放たれる『ドクター・スリープ』。この度、世界を問わずに使われる魔法の言葉“アブラカダブラ”からネーミングされた(?)ヒロイン、アブラの幼少期を描く本編映像が解禁となった。

【画像】ユアンはじめ、アブラ役カイリー・カランにも称賛が集まっている

SNSやレビューサイトでは、「マイク・フラナガン(監督)は正当なキングの継承者」「『シャイニング』を観ていなくても楽しめます。でも『シャイニング』を観ていればその100倍、楽しめます。圧倒的に正しい続編映画」「やっぱりユアン・マクレガーはいい仕事しますね!あとアブラ役の女優さんもすごいキュートでした!」「レベッカ・ファーガソンのヒールっぷりがいい」といった激賞レビューが続出する本作。

この度解禁となった本編映像では、ユアン演じるダニーと同じ“特別な力=シャイニング”を持つ少女アブラの、驚くべき幼少期が明らかに! それは、アブラの5歳の誕生会のシーン。盛大に祝福され、彼女が両親に愛されていることがよく分かる。パーティーの途中、プリンセスに扮した幼きアブラが、母ルーシー(ジョセリン・ドナヒュー)に秘密のカードを渡す。そこには“HELLO”というメッセージが書かれている。これは、遠く離れたダニーに向けられた最初のメッセージとも重なる。

さらに誕生会では、マジックショーも。マジシャンが「魔法の呪文を知っている人?」と聞くと、アブラは「アブラカダブラ」と自身の名前に似た呪文を唱える。マジシャンが、手を使わずにスプーンを鼻にくっつける芸を披露すると、「私もできる」とアブラ。パーティーが終わり、父デイブ(ザッカリー・モモ)が片づけにキッチンに入ると、妻が呆然と立ち尽くしている。床にフォークやナイフが散乱した様子を見て、泥棒に入られたのかと思ったが、妻は天井の上を見るように促す。なんと天井には、まるで磁石の力に引き寄せられたかのようにたくさんのスプーンがくっついているのだ。

状況を飲み込めず後ずさる両親の後ろから「アブラカダブラ」と唱える声がする。ふり返るとそこには満面の笑みを浮かべたアブラの姿が。ただ呆然とする2人の表情を見て、良かれと思って「スプーンをくっつけた」アブラの表情は徐々に沈み、目線を落とした瞬間、スプーンが音を立てて一斉に落ちていくのだった…。

幼き頃のダニーと同じ5歳、まだ自分が“特別な力=シャイニング”を持つことを知らないアブラ。大人になったダニーは過去のトラウマから力を封印し暮らしているが、アブラはどのようにこの力と向き合っていくことになるのか。数年後、不可解な児童連続失踪事件をきっかけに出会うことになる2人の関係に注目してほしい。

『シャイニング』は全国にて公開中。