岡田晴恵教授 スマホ使用時の感染リスクに注意喚起 「手を洗っても触ってしまうと…」

 新型コロナウイルスの感染拡大でテレビ番組に連日出演中の岡田晴恵白鴎大教授が8日、TBS「アッコにおまかせ」(日曜前11・45)で、スマートフォンからの感染のリスクについて注意を喚起した。

 元国立感染症研究所研究員で、テレビ番組にハシゴ出演が続く岡田教授は「スマホはコロナに限らず汚れていてバッチイんです。手を洗っても、また(スマホに)触ってしまうと…」と、スマホの衛生状態を改善しなければ、消毒や手洗いの効果はないと警告。

 「スマホの上ではウイルスとか…コロナだと3日4日生きちゃいますから。消毒用アルコールかなんかの、拭き取りのペーパーがあるそうですけれども、そういう物をお使いになるといいと思います」と助言した。

 「硬いものの上だと、なかなかコロナウイルスが死んでくれないんですよ。お洋服の上のような柔らかいものだと、インフルエンザだと8時間くらいで死んでくれる」と解説。

 硬いものを触る時は注意するよう呼びかけ、「手すりとか机とか、スマホとか、共用のマウスとか、ドアノブは」と具体例を列挙。ダイアモンドプリンセンス号にも言及し、「クルーズ船の手すりとかは怖かったんじゃないかなと思っています」と述べた。