ベン・アフレック、アルコール依存症克服の心境を吐露

ベン・アフレック、アルコール依存症克服の心境を吐露

[5日 ロイター] – 米俳優のベン・アフレック(47)が、主演を務める新作『The Way Back(原題)』の公開にあたり、アルコール依存症の克服について心境を語った。

【画像】バットマン役も務めたベン・アフレック

 同作でアフレックは、アルコール依存症の元バスケットボール選手を演じている。堕落した主人公が、母校のバスケットボールチームの監督を依頼されたことをきっかけに再起をはかるというストーリー。 アフレック自身もアルコール依存症治療のためリハビリ施設に3度入所した経験があり、女優ジェニファー・ガーナーとの離婚の原因になったともされている。 アフレックは「依存症の役を演じることで、自分自身がこんなに回復していたのかと驚いた。英雄的な話じゃない。でも、これが終わりじゃないんだということを知ってもらう一助になると思う」と語った。 6日から公開される同作は、各映画評論誌から高い評価を得ている。監督はギャヴィン・オコナー。 期せずして依存症の報道官の役割を担うことになったアフレックだが、「依存症の啓発活動のためにこの仕事を引き受けたわけじゃない。ただ、自分にとって意味のあることを見つけたという例を示すのはやぶさかじゃない。そして、困難が永遠に続くわけじゃないと知ってもらえれば嬉しい」としている。