緊迫の大接戦 パイレーツかドリブンズか 12.3ポイント差でセミファイナル争い最終章へ/麻雀・Mリーグ

引用元:AbemaTIMES
緊迫の大接戦 パイレーツかドリブンズか 12.3ポイント差でセミファイナル争い最終章へ/麻雀・Mリーグ

 半年に渡り続いたレギュラーシーズンも、ついに佳境。大和証券Mリーグ2019は残すところ1節となった。3月6日に行われた対局の結果、渋谷ABEMASとKADOKAWAサクラナイツがセミファイナル進出を確定、TEAM雷電もほぼ当確となっている。

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 最終日は7位の赤坂ドリブンズが12.3ポイントでU-NEXT Piratesを追う状況となっている。ドリブンズの逆転は点数にして1万2300点分、ポイントによっては大きい2着と3着、トップラスでも逆転可能となる。

 昨年は、ドリブンズが結果待ちで、パイレーツの試合を見守ったが、今年はそれが反対の立場となる。昨年、最終日に行われたパブリックビューイングではドリブンズが解説の立場で自らのセミファイナル進出を見届け、その後にリーグ優勝を果たしている。最終日、自らのセミファイナル進出条件を明確に把握しながら戦えるのは大きなアドバンテージだ。

 一方、パイレーツは負ければ2年連続のレギュラーシーズン敗退。長く競技麻雀界をけん引してきた“スーパーデジタル”小林剛(麻将連合)、ネット麻雀の頂点である天鳳位を2度獲得した朝倉康心(最高位戦)擁するチームはこの窮地にあっても意気揚々、是が非でもセミファイナルへ進出したい。

 そして最終節を戦うドリブンズ、今年は昨年度ドラフト1位指名の園田賢(最高位戦)のまさかの不調もあり、長く最下位で苦渋を味わった。しかし終盤に来て村上淳(最高位戦)が個人成績で1位を争う猛チャージ。昨年の覇者としてセミファイナル進出を逸することは許されない。

 ドリブンズとパイレーツ、勝ち残るのはどちらか。長いレギュラーシーズンの最終章は3月9日だ。

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。