日本アカデミー賞『新聞記者』が3冠 最優秀主演男優賞の松坂桃李「ハードルが高い役だなと」

引用元:中日スポーツ
日本アカデミー賞『新聞記者』が3冠 最優秀主演男優賞の松坂桃李「ハードルが高い役だなと」

 「第43回日本アカデミー賞」の授賞式が6日、東京都内で行われ、映画「新聞記者」(藤井道人監督)が最優秀作品賞、最優秀主演男優賞に松坂桃李(31)、最優秀主演女優賞にシム・ウンギョン(25)という主要3部門を制覇した。

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 同映画は、東京新聞の望月衣塑子記者の著書を原案に、若き新聞記者(ウンギョン)とエリート官僚(松坂)の対峙(たいじ)と葛藤を描いた社会派サスペンス。松坂とウンギョンはともに初の最優秀賞受賞となった。

 松坂は「ハードルが高い役だなと思いましたが、ウンギョンさんと一緒にお芝居をすることができて最後まで駆け抜けることができました」と撮影を振り返った。

 ほかに主要部門では、いずれも「キングダム」(佐藤信介監督)に出演した吉沢亮(26)が最優秀助演男優賞、長澤まさみ(32)が最優秀助演女優賞を受賞。最優秀監督賞を「翔んで埼玉」の武内英樹監督(53)、最優秀外国作品賞を「ジョーカー」が受賞した。

 新型コロナウイルス感染拡大防止のため、今年は観覧客はなしで、報道陣も呼び込まず、結果などを主催者側がリポートで配信した。