槇原被告保釈にネット割れる 2度目の薬物事件、裁判の行方は

引用元:THE PAGE
槇原被告保釈にネット割れる 2度目の薬物事件、裁判の行方は

 覚せい剤取締法違反などの罪で逮捕、起訴された槇原敬之被告が6日、勾留先の警視庁東京湾岸署から保釈された。保釈保証金は500万円だという。同署の正面玄関前に姿を見せた槇原被告は謝罪の言葉を述べ深く頭を下げたが、ネット上には同被告を励ます声もあれば厳しい意見もあり、さまざまな見方が出ている。

ネット上には応援の声と厳しい意見

 槇原被告は4日に最大20日間の勾留期限を迎え東京地検に起訴されると、湾岸署前にはメディア各社が詰めかけて保釈の様子を報じるため待機している状態が長時間続いた。槇原被告が姿をあらわしたのは6日の午後7時になってからだった。

 現場で待ち構えていたファンから歓迎する声が飛んだように、ネット上にも「やっと槇原さんの声が聞けた」「マッキー頑張って」といった応援の声が続々と書き込まれた。しかしその一方で、「もうこの人の歌は聴きたくない」「クスリを一度もやったことがない普通の人からしたら恐ろしい世界の側にいる人」といった厳しい見方も出ている。

前回有罪判決は21年前、今回は?

 槇原被告は2018年の3月~4月に、当時居住していた都内・港区のマンションで覚せい剤と危険ドラッグ「ラッシュ」を所持した疑いで2月13日に逮捕。当日には渋谷区の自宅でラッシュを所持したとされている。なお逮捕後に採取した尿を検査した結果は陰性で、違法薬物の成分は検出されなかった。槇原被告は「薬物は長いあいだ使用していない。検査しても反応は出ないと思う」と供述していたが、所持については大筋で認めているという。

 今後公判となるわけだが、槇原被告が薬物事件で逮捕・起訴されるのはこれが2度目となる。果たしてどんな判決が下るのだろうか。

 「前回、有罪判決(懲役1年6月、執行猶予3年)を受けたのは1999年のことですから約21年前になります。10年以上経過していれば初犯のような扱いになりますし、覚せい剤の所持量や検査結果が陰性だったことなどを考えると今回も執行猶予が付く可能性は高いと思います」と話すのは、スポーツ紙の50代男性記者だ。

 裁判の行方が注目される。

(文:志和浩司)