「イズがどうなるのか楽しみ」鶴嶋乃愛×大幡しえり×渡邊圭祐、『令ジェネ』ヒロイン

引用元:オリコン

 「令和仮面ライダー元年」の第1作『仮面ライダーゼロワン』と、最後の平成仮面ライダーとして歴史に名を刻んだ『仮面ライダージオウ』の冬の新作映画『仮面ライダー 令和 ザ・ファースト・ジェネレーション』(12月21日公開)を記念して、『ゼロワン』×『ジオウ』キャストのクロストークが実現。『ゼロワン』イズ役の鶴嶋乃愛(18)、『ジオウ』ツクヨミ役の大幡しえり(21)に、仮面ライダーウォズ/ウォズ役の渡邊圭祐(25)を加えて“ヒロイン”インタビューを実施。撮影秘話などを聞いた。

【動画】鶴嶋乃愛×大幡しえり×渡邊圭祐、座談会の模様

■「或人じゃないと!」のギャグで大爆笑したのは…

――『仮面ライダーゼロワン』が始まり、3ヶ月が経過しました。反響をどのように受け止めていますか?

【鶴嶋乃愛】イズちゃんの絵を描いて送ってくださったりする方が多いんです。或人との自作の漫画を作ってくださる方もいて、すごく楽しく見させていただいています。(これまでと)年齢層が違う方たちからも私のことを知っていただけて、すごくうれしいです。普段とイズちゃんの姿が違うので、あまり街中で気づかれることは少ないんですけど(笑)。

――渡邊さん、大幡さんはご覧になっていますか?

【渡邊圭祐】『ゼロワン』はバトンタッチイベントで初めて観させていただいたんですけど、めちゃくちゃ面白かった。まず(お笑い芸人の人工知能搭載人型AIロボ=ヒューマギア・腹筋崩壊太郎役で出演した)なかやまきんに君さんが大好きなので、その時点でポイントも高かった(笑)。あとは、イズのしゃべり方で1年やるのは、めちゃくちゃ大変だろうなと思いました。僕自身が映画に出ることはその時点で知っていたので、ゼロワンチームとの撮影が楽しみでした。

 僕は最初こそ、誇張した舞台のようなしゃべりを意識したんですけど、生瀬(勝久)さんから「自分で作ったキャラクターは抜いた方がいい。自分で枠を作るな」とアドバイスをいただいて、僕自身で出た声、出た言い回しでやろうと思ってやっていました。その結果、白ウォズというキャラクターも出てきて、自分の中で意識もガラっと変わりました。キャラクターを作っていた立場として、ヒューマギアという設定が難しいと思うけど、どこでイズの自我が芽生えるのか、どうアプローチをして行くのかが楽しみです。

【大幡しえり】私はヒロインを演じていて説明をするせりふが多く、苦戦したのですが、イズちゃんは「自分だったら止まっているかも」と思うぐらい長いせりふでも、休むことなく説明していてすごいと思いました。『ジオウ』と『ゼロワン』は世界観が全く違う。『ジオウ』の最終話を観てから、『ゼロワン』の第1話を観たんですけど、意識を持っていかれるぐらいインパクトがありました。

【渡邊】僕らのキャストの中で唯一「或人じゃないと!」に素で大爆笑していた(と、大幡を指す)。

【大幡】ビックリしちゃって(笑)。隣で或人くん(高橋文哉)がいるのに爆笑して、冬映画の撮影中に絶対に披露してもらおうと思いました。撮影の合間にイズちゃんと一緒にお願いしたけど、撮影で呼ばれちゃって、やってもらえなかったんです…。

【渡邊】この詳細はメイキングで(笑)。

――撮影での思い出は?

【鶴嶋】1日だけ一緒のシーンがありましたね。

【渡邊】仮面ライダーの共演が冬映画と言われてますけど、主役と主役の掛け合いがホットな展開。今作では2号やヒロインが交わることは多くはないので、なかなか話す機会がなかったですね。でも、観ていて、めちゃくちゃ仲がよさそうでした。お父さんだったら心配するぐらい(笑)。でも、パワーバランスが、すごくよかったです。

【大幡】私たちの仲いいとは違う感じでした。

【渡邊】『ジオウ』は小学生同士のいたずらの掛け合いみたいな(笑)。片方がちょっかい出して、片方がムキになるみたいな…。

【大幡】おい(笑)。