引用元：日刊スポーツ
田中圭（35）中村倫也（33）が6日、都内でテレビ朝日系ドラマスペシャル「不協和音 炎の刑事VS氷の検事」（15日午後9時放送）の取材会に出席した。
生き別れの兄弟が性格の対照的な刑事と検事として再会し、ぶつかり合いながら事件の真相を解き明かしていく。大門剛明氏の同名小説をドラマ化した。
共演歴はあるが、2人がじっくりと演技を交わすのは今作が初めて。熱血刑事の兄を演じた主演の田中は、中村との共演を「待ちわびていた」という。「お芝居を通して会話ができる方。気持ち良かったし、何をやっても楽しかった」と撮影を振り返った。冷静な検事の弟を演じた中村は、田中について「何をやっても受け止めてくれる俳優。業界では『安心安全』の触れ込みがあったので、それを感じました」と笑った。
取材会では、兄弟役にちなんだ“共同作業”として生け花を実演した。ともに初挑戦だが、田中が大胆にぶすりぶすりと生ける一方、中村は花の長さを調節する繊細な手つきを披露。真っ赤な花を生けた田中が「“炎”担当なので赤を挿そうと思いました」と満足げに話すと、先に赤と青の花を生けていた中村は「兄弟のように見えたらと思って挿したんですけど、圭くんがその周りに赤の花をどんどん生けた。主張の強い兄ですみません」と謝罪して笑いを誘った。
お互いの印象については「弟っぽいと言うより、頼もしい」と田中。中村は「ちょっと働きすぎ。兄貴の体が心配です。適度に事務所と相談してもらって…」と、兄弟さながらのやりとりを見せていた。
