ディズニーの実写版映画『ムーラン』が、2020年で最高の全米オープニング収益を記録する見込み

引用元:IGN JAPAN
ディズニーの実写版映画『ムーラン』が、2020年で最高の全米オープニング収益を記録する見込み

初期の統計によると、ディズニーによる実写版映画『ムーラン』の全米オープニング週末収益が8500万ドルになると予想されている。
The Hollywood Reporterの統計が正しければ、これまでに2020年に公開された映画の全オープニング記録を破り、現時点で今年の最高額を記録した6840万ドルの『バッドボーイズ フォー・ライフ』が2位に下がることになる。『ムーラン』がオープニング収益の予想を比較すると、2019年に公開されたディズニーの実写版リメイク映画『ライオン・キング』は、1億8500万ドルのオープニング週末収益をもたらした。
『ライオン・キング』は、オープニング週末収益で9100万ドルを稼ぎ出した、2019年の実写版映画『アラジン』を大きく上回り、現時点で『ムーラン』は『アラジン』の数字よりも下だが、8500万ドルを鼻で笑ってはいけない。最終的に『アラジン』の興行収益は10億ドルを超え、8500万ドルはディズニーの実写版リメイク映画の全米オープニング記録では上位に位置するからだ。

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そして、実写版『ムーラン』は、1998年に公開されたオリジナルのアニメ版を単にリメイクしただけではない点に注目するべきだ。リメイク版ではムーランの相棒であるドラゴンのムーシューは登場せず、あのムーランの有名な髪形も観ることはできない。また実写版では、オリジナル映画のおなじみの曲を甦らせたスコアが使用されるが、映画ファンはランダムに歌いだすムーランを期待してはいけない。
また実写版は、G指定のアニメ版とは異なりレーティングがPG-13となっており、その理由は最近予告編などに登場したスタントやアクションを観れば容易に理解できるだろう。

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実写版『ムーラン』は日本では5月22日に公開され、監督を務めるのはニキ・カーロ(『クジラの島の少女』、『ユダヤ人を救った動物園 アントニーナが愛した命』)。クリスタル・リウとしても知られる中国人女優のリウ・イーフェイが主人公ムーランを演じ、昨年イーフェイは、抗議運動について香港の警察を支持する声明を出して物議を醸していた。 Wesley Leblanc