槇原敬之被告 6日にも保釈 保証金300万円超か

槇原敬之被告 6日にも保釈 保証金300万円超か

 覚せい剤取締法違反(所持)罪などで起訴された歌手の槇原敬之(本名・範之)被告(50)が6日にも保釈される。捜査関係者によると、保釈保証金は、同罪に問われた99年の300万円を上回る見通しだ。

 槇原被告は2年前の薬物所持を大筋で認める一方で、使用については「長い間使っていない」とし、実際に尿検査の結果も陰性だった。しかし、薬物依存者のリハビリ施設「館山ダルク」の十枝晃太郎代表は「たとえ2年使っていなくても依存脱却の治療は必要」と指摘。最近、薬物事件を起こした芸能人が受けることが多い「認知行動療法」を挙げ「自分が依存症だと認識した上で依存を克服していく治療法。依存度が軽ければ通院治療も可能なので、槇原被告もこれを選ぶのではないか」と予測した。